※前回から3回シリーズで、クライアントとアイプラスの出会いから活動までのリアルをノンフィクション小説風に紹介しています。今回は2回目。中小企業の社長になったつもりでご覧ください!
約束の日時にやってきた営業担当は、売り込みは一切せず、ウチの会社や事業内容、技術の特徴、とりわけ私の話す将来のビジョンに熱心に耳を傾けてくれた。
そして帰り際
「これ、ウチのパンフレットです」
とパンフレットを置いていった。
「営業やのに、売り込みもせんと帰りおったな」
思いながら中を開けると、採用成功率98% リピート率98%
「ほんまやったらすごいけど、ウチはどうなんやろ…」
次にやってきた時、担当者は「どうすれば新卒採用できそうか」という採用プランを持ってきた。そこには、前回自分が喋った新卒採用に賭ける想いや将来のビジョンはもちろんのこと、担当者が訪問時に感じた印象や学生への訴求点もしっかり盛り込まれていた。
それだけではない。
「ホームページがダサい」
「休日が少ない」
「給与が安い」
など新卒採用に踏み切る前に準備すべき条件や整備項目もズバッと指摘された。指摘内容はどれもごもっとも。でも、手間も費用もかかることばかり。条件整えたらホンマにウチにも新卒来てくれるんか…。いつになく優柔不断な私の肩を「社長、任せて下さい。僕がパートナーとして全力でサポートします」の一言が押してくれた。
「よっしゃ、こいつに賭けてみるか!」担当者がパートナーになった瞬間だった。
この続きは、4月1日(月)更新予定。お楽しみに。