これが私の仕事 |
電機・電線メーカーを取材 電機メーカーや電線メーカーなどを担当しています。企業から出る発表や記者会見に対応するほか、取材テーマを見つけて関係者から話を聞いています。最近は省エネルギーや再生可能エネルギー普及の流れが著しく、そこから取材の種が多く生まれています。数多くの太陽光パネルを置く「メガソーラー」や、大規模な風力発電所の建設が相次ぐ昨今。それらが生む電力を届ける送電線や関連設備の需要が高まっています。海の上に風車を建てる「洋上風力」もトレンドになっており、競争が激しくなりつつある状況です。私は大手電線メーカーの電力事業担当役員に話を聞き、技術開発の最前線や事業戦略を取材して記事にしました。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
巨大企業トップ VS 新人記者 報道室に異動してわずか1カ月、超大手メーカーの社長にインタビューするチャンスが舞い込みました。「売上高3兆円の企業だぞ」とデスクに告げられ「初めてのインタビューなのにうまくいくだろうか」と不安に。事前の準備こそが取材成功の鍵と考え、過去のニュースを綿密に調べるなどして挑みました。当日は社長の繰り出す話に食らいつき、次々と質問をひねり出したのを覚えています。結果、社長からある製品のコスト削減策を引き出し、ニュースとして掲載することができました。この成功は嬉しくもあり、今でも十分な準備が大事だという記者の「基本」を身に付けた経験とも言えます。そして巨大な企業を率いるトップと、20代そこそこでも対峙できる――。そんな仕事の醍醐味も味わえました。ちょっぴり緊張はするけど想像するとワクワクしませんか? |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
取材を通じて成長できる 大学ではアメリカ政治研究のゼミに所属していました。私が就活していた時期は、まさにトランプ氏が大統領選挙に打って出ようとしていた時期。ダイナミックな社会の動きを追いたいと感じて、自然と記者を志望するようになりました。電気新聞の採用面接の際、私から「一番印象に残っている取材は?」と質問したところ、回答は「強いて言えば、ない。すべての取材が私を成長させてくれた」。それを聞き「この会社に入りたい」と直感しました。入社してみて、面接官の言葉に偽りはなかったと実感しています。面接前は「“電気”とか“エネルギー”』は全く詳しくないけど」という不安もありましたが、面接で知識の有無は全く問われません。知識は日々の取材や、先輩とのコミュニケーションを通じてたくさん学んでほしいと思います。 |
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これまでのキャリア |
1カ月の研修を経て、編集局制作室で紙面制作を担当(1年間)。現在は編集局報道室の産業・技術チームでメーカー取材を担当。 |