川田ニッティンググループ

川田ニッティンググループでは、生産管理、開発、営業のいずれかの職種に配属されます。生産管理職は、納期を守るという重要な役割を担う職種です。糸の仕入れや加工の準備工程など、生地を作る前の段階で、関連会社と連携しながらさまざまな業務を担当します。開発職は、機械を操作し、日々サンプルを制作する仕事です。市場に出るサンプルを作り上げる達成感がありやりがいをかんじるでしょう。営業職では、染色などの知識と話術を備えた技術営業として、大阪と東京の2拠点を中心に活動します。お客さまの要望をヒアリングし、工場へ試作品の製造を依頼し、提案を行います。

川田ニッティンググループは、富山県南砺市にて100年以上にわたり繊維製品製造販売事業を展開してきました。川田機業場の設立以来、トリコット生地メーカーとしての歴史を積み重ね、実績も豊富です。現在は日本トップクラスの生産量を誇り、グループ会社5社を有しています。当社は、付加価値商品の開発と品質管理の徹底に力を注ぎ、日本だけでなく世界中の取引先にも認知されるトリコット生地メーカーとして成長してきました。当社の製品は、スポーツウェアやインナーウェア、アウターウェア、自動車の内装材、建築補助材料など、幅広い用途に活用されています。

川田ニッティンググループは、技術力と開発力を重視し、地球環境に優しいトリコット生地の開発に力を注いでいます。近年では、所在地の南砺市が「SDGs未来都市」に選定されたことを受け、ファクトリーブランド「tococie for SDGs」を展開。リサイクル素材の活用や染色時の節水などにより、持続可能なトリコット生地を生み出し、SDGsの達成に貢献しています。さらに、地域の課題にも目を向け、農業従事者の人手不足を解決するために防草シートの独自開発にも着手。この製品は南砺市のビジネスコンテストで最高賞を受賞し、現在は製品づくりと販売ルートの確保に取り組んでいます。