私たちの身近にあるスマホやパソコン、自動車などのハイテク製品の電子部品に当社のめっき技術が使われています!
■表面処理用資材事業
(1)薬品開発・販売:めっき用化学薬品、工業薬品の開発・販売
(2)工業用化学品及び非鉄金属の仕入販売
■表面処理用機械事業
(1)機械設備開発・販売:めっき用機械設備の開発・販売
(2)管理装置開発・販売:めっき用管理装置の開発・販売
めっきは東大寺の大仏建立にも使われた古くからある技術です。装飾的な意味合いで広く知られているめっきですが、IT化やAI化が進む現代でも大活躍していることをご存知でしょうか? スマートフォンやパソコンをはじめ、デジタルカメラや家電製品など、実は身近な製品のテクノロジーに組み込まれています。特に最近では自動車技術の進化によって、私たちの技術に対するニーズが高まっています。今後増加することが予想されるガソリン車からHV車や電気自動車への移行、AIパッケージの搭載などは、まさに私たちの技術力が発揮される分野。古くて新しいめっきの技術で、ウエムラは次世代を見据えた最先端のモノづくりを追求しています。
ウエムラは170年以上にわたり事業を継続し、着実に成長を遂げてきました。その中で、私たちはいたずらに規模の拡大を求めるのではなく、「大きい会社よりも、強い会社」であることに意識を集中させてきました。では、私たちが考える強い会社とは、どんな会社か? わかりやすく言うならば、ある特定の分野において、一番に社名があがる会社。つまり「これはウエムラに相談しよう」と真っ先に思ってもらえるような会社です。近年、当社は顧客企業も、そしてライバル企業も、国内から海外へのシフトが進んでいます。学生のみなさんには知名度が低いウエムラですが、海外の大手メーカーからの注目度は確実に高まっていると思います。
例えば、あなたが当社の社員だとして、業務の上で何かに挑戦したいとき。上司は決して「No」とは言わないでしょう。ウエムラには個人の「やってみたい!」という気持ちを最大限尊重する文化があります。誤解を恐れず言うならば、ウエムラは働く環境としては厳しい会社ではありません。休日も取りやすく、待遇面でも社員の満足度は高いと自負しています。つまり甘えようと思えば、甘えられる環境とも言えます。その自由度の高い環境において、自分を高めていけるかどうかは、本人のやる気次第。大きな目標に向かって、結果が出るまで努力し、やり切れる人が、営業系・技術系を問わず、ウエムラが必要としている人材なのです。
プロフィール | ◆上村工業ってどんな会社?
上村工業の事業の中心は「表面処理」、特に「めっき」に関するものです。めっきというと装飾的な用途を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、実は私たちの身の回りにあるスマートフォンやパソコン、デジタル家電などの電子機器や、その中に搭載されている、ICパッケージ、CPU、プリント基板など数多くの電子部品に当社の表面処理技術が使われており、その微細化や高集積化を支えてきたのも「めっき」なのです。単に表面を覆うにとどまらず、様々な特性や機能を実現する「表面技術」へ変貌を遂げた「めっき」。当社ではマイクロエレクトロニクス業界を中心に、幅広い分野で新しい事業の可能性を広げています。 ◆表面処理の総合メーカー 上村工業では顧客のニーズに応えるため、めっき液の開発・提供以外にも、機械設備・管理装置をトータルに提案しています。業界では部分的に専業しているところが多く、一社ですべてまかなっているところは世界的にも稀です。顧客のニーズに100%応える総合技術力。それこそが、上村工業の最大の特徴です。 ◆業界初となる中央研究所 “表面処理の総合メーカー”としての上村工業の技術力を支えているのが、めっき業界では世界で初めて設立された中央研究所。高度な分析を可能にする分析装置、国内随一の専門資料などを揃え、表面処理に関する世界屈指の学術的研究機関として活躍。1996年には「無電解めっきによるハードディスク下地層形成技術の開発」で、科学技術庁長官賞を受賞しています。 ◆環境に配慮した企業活動 従来、各種電子機器の配線や部品の接続部には、スズと鉛の合金である「はんだ」が使用されてきましたが、「はんだ」に含まれる鉛は土壌汚染など、環境に悪影響を与える点が問題になっていました。そこで上村工業では、鉛を使わない「はんだ」めっき液を開発。今後も環境問題に配慮した製品開発に取り組んでいきます。また2002年にISO14001を取得、企業活動を通して地球環境の保全に貢献していきます。 ◆広がるグローバルネットワーク 現在、上村工業のグローバルネットワークはアジアを中心に11社の関連会社を展開しており、研究開発部門も世界での生産体制に対応するため、日本、米国、台湾、マレーシアの4極体制を整備。全世界で1,600人以上の従業員が、顧客の生産地域に密着した活動でそのフィールドを世界に広げています。 |
---|---|
事業内容 | ■表面処理用資材事業
(1)薬品開発・販売 めっき用化学薬品、工業薬品の開発・販売 (電気めっき、無電解めっき、研磨剤、電着塗装など) <代表的な商品> ・ アルミ磁気ディスク用めっき薬品 ・ プリント基板用めっき薬品 (2)工業用化学品及び非鉄金属の仕入販売 ■表面処理用機械事業 (1)機械設備開発・販売 めっき用機械設備の開発・販売 <代表的な商品> ・ ラックレス自動連続電気銅めっき装置「Ucon」 ・ 水平運搬送型自動連続化学銅めっき装置「Ccon」 (2)管理装置開発・販売 めっき用管理装置の開発・販売 <代表的な商品> ・ 自動めっき液管理装置「スターラインダッシュ」 ・「ケミロボシリーズJrシリーズ」 ■不動産賃貸事業 オフィスビルマンションの賃貸など ■システム開発・販売 <代表的な商品例> ・ 無電解ニッケルめっき液再生プロセス「U-NES」 ■その他事業 めっき加工、ロイヤルティー収入など |
代表者 | 取締役社長 上村 寛也 |
創業 | 1848年 |
設立 | 1933年12月3日 |
資本金 | 13億3,693万円 |
従業員数 | 単体:380名(内パート:20名)
連結:1,656名 (2023年12月末現在) |
売上高 | 単体:406億1,700万円
連結:857億4,900万円 (2022年度実績:2022年4月1日~2023年3月31日) |
売上高推移 | 決算期 単体 連結
─────────────────── 2023年3月 40,617 85,749 2022年3月 37,258 72,303 2021年3月 32,839 55,947 2020年3月 29,414 52,223 2019年3月 25,463 51,979 (単位:百万円) |
経常利益 | 決算期 単体 連結
────────────────── 2023年3月 11,289 15,832 2022年3月 11,509 14,606 2021年3月 9,230 9,920 2020年3月 8,014 7,870 2019年3月 6,618 8,554 (単位:百万円) |
事業所 | 本社 = 大阪市中央区
支社・支店 = 東京都中央区・愛知県名古屋市 化成品工場 = 大阪府枚方市 機械工場 = 大阪府枚方市 中央研究所 = 大阪府枚方市 |
主な取引先 | エレクトロニクス産業界など |
平均年齢 | 42.6歳
(2023年12月末現在) |
関連会社 | ■国内
・(株)サミックス ■シンガポール ・ウエムラ インターナショナル シンガポール ■マレーシア ・ウエムラ マレーシア ■アメリカ ・ウエムラ インターナショナル コーポレーション ■台湾 ・台湾上村股分有限公司 ■中国 ・香港 …上村(香港)有限公司 ・シンセン…上村工業(シンセン)有限公司 ・上海 …上村化学(上海)有限公司 ■韓国 ・韓国上村(株) ■タイ ・サムハイテックス ■インドネシア ・ウエムラ インドネシア |
平均勤続勤務年数 | 15.1年
(2023年12月現在) |
月平均所定外労働時間(前年度実績) | 15.8時間
(2022年3月~2023年3月) |
沿革 | 1848年 大阪道修町において、医薬品の販売を始める。
1915年 めっき資材の輸入業に業種転換。 1918年 油脂性研磨剤の国産化に、わが国で初めて成功する。 1933年 (株)上村長兵衛商店を設立。 1957年 めっき技術の研究をすすめ、薬品類の開発、製造を始める。 1960年 全自動めっき装置及び各種処理装置の製造を始める。 1963年 (株)サミックスを設立。 1968年 めっき業界としては世界初の中央研究所を開設。 1969年 上村工業(株)に社名変更。 1985年 米国に合弁会社、ウエムラ・インターナショナル・コーポレーションを設立。 1986年 香港に合弁会社、上村旭光有限公司を設立。 1987年 台湾に合弁会社、台湾上村股有限公司を設立。 タイに合弁会社、サムハイテックスを設立。 1988年 中国シンセン市に合弁会社、上村旭光化工机械有限公司、シンガポールにウエムラ・インターナショナル・シンガポール設立。 1996年 資本金を7億5,693万6,360円に増資。 無電解めっきによるハードディスク下地層形成技術の開発で、「科学技術庁長官賞」を受賞。 マレーシアに、ウエムラ・マレーシアを設立。 1997年 大阪証券取引市場第二部に上場。 資本金を13億3,693万6,360円に増資。 1998年 米国に、UICテクニカルセンターを開設。 枚方工場 ISO9001認証取得。 2002年 中国・上海に上村化学(上海)有限公司を設立。 枚方工場 ISO14001認証取得。 2003年 台湾に、台湾上村科技(股)有限公司を設立。 2007年 枚方工場近代化三カ年計画が完了。 東京都中央区に東京支社新社屋が完成。 2008年 創業160周年を迎える。 2010年 韓国に、韓国上村(株)を設立。 2012年 インドネシアに、ウエムラ・インドネシアを設立。 2013年 新中央研究所が竣工。 |
社員の半数近くが開発・技術支援業務に携わっています | 開発本部である「中央研究所」は、めっきに関わる世界初の研究所として1968年に設立しました。国内随一の規模と研究水準を誇り、数多くの業界初・世界初の表面処理技術が誕生しています。今後も技術力を研さんし、半導体製造分野や自動運転技術、IoT分野など新しいフィールドにもチャレンジしたいと考えております。
また、当社は“研究者・技術者・機械設計者”を合わせると、社員の半数近くが開発・技術支援業務に携わっています。それら多くの人が集い、新たな対話や自由な発想が生まれる空間づくりに努めることにより、新たな価値の創造や技術力の進化に繋がる研究所を目指しています。 |
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。