これが私の仕事 |
生活保護のケースワーカーとして、生活に困窮している世帯の自立を支援。 生活保護のケースワーカーとして、担当する世帯の「最低生活の保障と自立の助長」を支援しています。具体的には、面接相談、生活保護の要否(生活保護の条件に満たすかどうか)判定、各種調査、家庭訪問、就労指導、生活保護費の支給に関する業務全般と多岐にわたっています。また私が担当する世帯の課題に対して、どのように解決をしていくかという問題解決能力も問われる仕事だと思います。私一人で解決できる課題は少ないので、関係機関と協力してチームワークで仕事を進めていけるようにリーダーシップを発揮しなければならない時もあります。仕事をする上で大変なことも多いのですが、世帯が自立していく姿を見ると自分のことのように嬉しい気持ちになり、達成感も得られる仕事に喜びを感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
諦めたら支援終了!粘り強い支援の先に待つ「ありがとう」の言葉。 私が担当する世帯に50年近く病院に入院している男性がいました。上司に相談したところ、本人の気持ちや病状を確かめるところから始めてはとの助言をもらい、直接本人の気持ちを確かめに行きました。本人は「退院したい気持ちはあるけど、長く入院をしてるから不安。」と話していました。私はその不安を取り除くために、定期的に面談を重ねて退院に対して前向きな気持ちになるよう話をしていきました。病院の相談員や主治医とも連携して入所可能な高齢者向けの施設を探し、2年以上かけて受け入れ可能な施設に入所することができました。諦めかけていた退院を50年ぶりにできた本人からは涙を流しながら「ありがとう」と言われ、粘り強く支援してよかったと思いました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
精神保健福祉士の資格を活かした仕事をしたい。 私は西東京市役所に入庁する前にも別の自治体で生活保護のケースワーカーとして仕事をしていました。西東京市役所を選んだ理由は、採用試験で初めて「精神保健福祉士の有資格者」が条件の試験があったことを知ったからです。西東京市はこの分野で人材を探しているのであれば、自分の資格と経験を活かして活躍ができると思ったことがきっかけでした。また西東京市は生活保護の自立支援プログラムに力を入れていることも入庁前に調べており、幅広く福祉に力を入れていることも選んだ理由のひとつです。市役所にはさまざまな福祉の部署があるため、今後は福祉の現場を数多く経験し、福祉職としてさらに専門性を向上させていきたいです。 |
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これまでのキャリア |
前職:神奈川県内の市役所勤務(3年半)→転職:健康福祉部生活福祉課援護第1係(現職・今年で5年目) |