これが私の仕事 |
心理士の専門性と行政のネットワークを最大限利用できる、子ども相談機関 教育支援課教育相談係では、幼児から高校生年齢の本人、その家族、学校の先生方を対象とした教育相談・就学相談・不登校の児童・生徒が通う適応指導教室や、家庭訪問や居場所の提供をする不登校ひきこもりそうだんしつの運営、スクールカウンセラーの派遣などを行っています。また相談案件を適材適所にスムーズに連携するパイプ役もしています。臨床心理士として一つ一つの相談に携わることと同時に、常勤の心理技術職として行政のネットワークのなかで他部署と連携しながら、市内の子供たちの成長を縦断的に支援することに携わっています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
複雑な問題が模索しながらも点から線へ繋がった時。 教育相談の仕事は「答えが出ない中で考え続けることが仕事」というところがあり、自分自身の感覚と心理学的な理論によって、混沌としていた問題に一つの理解を作っていきます。理解に到達するまでの道のりは長く、理解したと思っても思いがけないことが起こってまた悩むということもあります。その中でも点々と見えていた出来事がちゃんと繋がっていると分かる時があり、達成感を感じる瞬間です。仕事に向き合う上で、モチベーションになっているのは、長いスパンで見た時に、今の関わりが子どもにとって少しでも利益になってほしいという思いです。また関係機関との連携では、多くの他職種の専門家と出会うことが出来ます。自分の力量が問われる厳しさがありますが、一緒に仕事をさせて頂くことで自分の力をつけるチャンスでもあると思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
専門職として成長できる場所。 教育相談の現場で働きたいと思った時に、市区町村で常勤の臨床心理士が配置されている自治体はそれほど多くありません。私も、新卒では西東京市のと教育相談員(嘱託員)して就職しました。幸いにも西東京市には常勤の臨床心理士が2名おり、庁内外の相談ネットワークが構築されていて、公的な相談機関でありなおかつ臨床心理士の専門性が十分に活用される職場でした。それは同時に、専門職としての力量が問われることであり、子どものために何が最善なのか考え続けることが求められました。すっきりと答えが出る仕事ではなく、悩みや迷いは尽きませんが、同じ専門職の先輩や仲間同士で学び合える環境があることも、西東京市の魅力でした。その西東京市で心理技術職採用の機会があり、思い切って飛び込んで今に至ります。 |
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これまでのキャリア |
(前職)西東京市教育支援課心理カウンセラー→東京都小学校スクールカウンセラー→2010年7月西東京市入庁:教育支援課教育相談係 |