これが私の仕事 |
セキュリティゲートの基本設計~詳細設計、試作まで、全てに関わる 許可された人のみを通過させる『セキュリティゲート』の開発・設計を担当しています。セキュリティゲートとはあまり聞いたことがないかもしれませんが、身近なもので例えると「駅の自動改札機」のようなもので、比較的新しいビルのエントランスなどに設置されています。私はその基本設計から細部の詳細設計、さらに試作品の検証や改良に到るまで、開発プロセス全てに関わっているんです。3DCADを駆使しながら構造の検討・設計を行い、少しずつ形にしていきます。
セキュリティゲートの機構部はどれも似ていますが、全く同じ製品はほとんどありません。状況や用途に応じ、細かくカスタマイズを重ねていくんです。またセキュリティレベルによって、ゼロから新製品を立ち上げることも。苦労は多いですが、自分で製品を造り上げる楽しさがあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の開発したゲートが実際に使われるのを見た時は嬉しかった セキュリティゲートの開発は、5人くらいのエンジニアがチームを組んで進めます。それだけの人数で一つの製品を担当するわけですから、「パーツに分割して自分の任された部分だけやっていればいい」のでなく、製品全体を把握しておく必要があります。若手にも「自分の思うように取り組んでみろ」という具合に任せてくれるんです。
もちろん、課題がうまく乗り越えられない時は、プレッシャーも感じます。でも、そんな中から自力で解決策を見つけた時は、嬉しいですね。エンジニアとして一つレベルが上がった気がします。
入社2~3年の頃、開発初期から担当していたゲートの現地設置に立ち会ったことがあるんです。現地でゲートが設置され、実際に動作する姿を目にした時は、「やったなあ」と感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
独自技術を活かした世界に通用する製品を、自分の手で形にできる 勤務地は地元の広島で、と考えて就活を行なっていた時、熊平製作所に出会いました。合同企業説明会で関心を持ち、ショールームで行われた個別の説明会にも参加したんです。そこで見た熊平製作所の製品は、どれも私の好奇心を刺激するものばかり。普段目にできないようなセキュリティシステムが多彩にありました。
中でも興味を引いたのが、セキュリティゲートの一つである「サークルゲート」です。その精密な動きを見て、自分もこんな製品を造ってみたいな、とワクワクしました。
広島に、独自の技術を活かし、世界で戦える製品を造る会社がある。しかもその開発に、最初から最後まで関わっていける。そう感じてここを就職先に決めました。入社後、そのセキュリティゲートを開発する部門に配属されたのですから、何らかの巡り合わせかもしれませんね。 |
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これまでのキャリア |
セキュリティーゲート/機構開発・設計(現職・今年で13年目) |