こんにちは。人事ブロガーの福田です。
今回は給与についてのお話です。
新卒学生であっても転職希望者であっても、就職先を選ぶ上で労働条件(募集要項)はしっかり確認すると思います。特に給与は労働条件のなかでも重要な項目になりますが、皆さんは募集要項の給与をどのように見て、理解しているでしょうか?
就活サイト上の情報では【給与・福利厚生(待遇)】の給与額を見て、比較しているかもしれませんが、その金額のみで企業の給与水準を比較するのは誤りです。
求人情報における給与情報は誤解を与えない正確な記載が求められており、諸条件によって適用が異なる手当などを除外した金額が記載されています。
当社の場合だと、『九州地区/大学卒 月給:21万円』 と記載されてますが、これは基本給であり、最低額です。
『東京・大阪・名古屋地区/大学卒 月給:23万円』については、基本給+都市手当2万円が内訳です。※都市手当20000円~85000円
実際は、基本給以外に住宅手当等の諸手当や賞与などがあり、これらも給与の一部といえます。
記載されている給与額(基本給)が高くても、諸手当がなかったり賞与水準が低い場合もあるので単純に企業間の給与比較はできません。
給与条件の比較を行うならば、基本給以外の要素を含めた年収、さらには昇給率なども含めて比較するのが正しいといえます。
このあたりは学生さんには理解しにくいと思いますので、ブログで解説していきますね。