こんにちは。人事ブロガーの福田です。
当社で経験者採用をする場合、新卒同様に採用試験を行い、面接を実施します。
経験者採用を行う場合に着目するのは、(人間性はもちろんですが)やはり技術者として経験が大きい要素です。
どのような開発プロジェクトを、どのような立場で、何の技術を用いて経験してきたか。
あくまで自己申告になりますが、その内容を詳しく聞くことで、当社における即戦力としての可能性を判断するとともに、将来への期待値を含めて合否判定することになります。
では、実務レベルの開発経験がない新卒の場合は?
エントリーシートには、皆さんのこれまでの経験(研究やサークル等)を記載してもらう欄があり、それらをもとに面接で詳しくお話を伺っています。
情報系の学生さんには、プログラム経験も聞いたりしますが、それ自体が合否判断要素になるわけではないです。
私が着目している点は、その経験こよって得たもの(アルバイトであれば、お金以外)は何か、苦労した時どうやって乗り越えたか、などです。
業種業界に関わらず、社会人は様々な苦労に直面し、それを乗り越えながら自律して成長していく必要があります。
さらにはSEという職種要素(チームでの活動等)も踏まえて、その方の経験情報をもとに資質や将来性を測りたいということなのです。
したがって、面接で自分の経験を伝える際には、その要素を含めるのがよい回答だと思います。
なにも苦労せずに成功した自慢話にされても、「あ、そうなんですね・・・」ってことになりえますのでご注意ください。