こんにちは。
当社で人財開発を担当して20年の人事ブロガー福田です。
当社は半世紀の開発実績を誇る会社ですが、開発しているものはシステムだけではありません。
強力に推進しているのはなんといっても「人財開発」です。
新卒採用において、当社は昔から学部学科不問で、文系理系問わず採用を行っています。
社員の約1/3は文系出身者で、情報系とはちがう理系出身者も多いです。
当社社員の9割は技術者ですから、全くの素人であっても、教育し、プロのSEに育てている、
すなわちシステム開発者を開発してるということです。
そうはいっても、猫も杓子もプロのSEになれるかというとそうともいえません。
どの職種にも向き不向きはあるものです。
これを判別するのは容易ではありませんが、SEのプロになれる人というのは、
「コミュニケーション能力が高い人」
「論理的な考え方ができる人」
「素直な人」ではないかと思います。
求めれば他にも要素はあると思いますが、まずはこの3つは必須ではないでしょうか。
学生のみなさんも自分がSEに向けているかどうか判断できないと思います。
パソコンが好きなだけでは、SE適性はわかりません。※きらいなら明確ですが。。
しかし、他人としっかりコミュニケーションがとれて、直観ではなく筋道立てて考えることができ、素直に先輩の指導や物事に向き合える性格なら、きっとSEに向いていると思います。
その土台があれば、技術は後からついてきます。
逆にいえば、どれだけ技術があっても、それらが乏しい人はSEには向かない、ということですね。
選考においては、その点を重視して面接を行っています。