これが私の仕事 |
マイコンの評価業務 私は、マイコンの評価業務を中心に仕事をしています。評価の中にもいくつかありますが、私が主に担当しているのはシステム評価と呼ばれるものです。システム評価とは、機能・特性を確認する評価手法の一種で、User's Manual(UM)に示される製品仕様を保証するために、ユーザの使用状況に近い環境で評価を行います。実物のサンプルを使用してマイコンを動作させるので、自分が作成したプログラムの設定通りに動作が実現できたときは、喜びを感じたのを覚えています。また、私が所属している部署では、評価以外にも回路設計やレイアウト設計等、マイコン開発に関わる多数の工程を経験できる環境にあり、1つの業務に固着することなく様々な観点からマイコンというものづくりを実感できることは魅力的だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
我々が作成した消費電流見積りツールがお客様に称賛されたこと。 お客様から製品拡販のために、使用条件に応じてマイコンの消費電流を見積もるツールの作成依頼があり、私はその業務のプログラム設計・電流測定を担当しました。使用する全条件のデータを測定することは困難であるため、製品仕様を読み解くことで条件を絞り込んで測定し、グラフ化を行うことで全条件を見積もることが可能なツールを作成しました。製品仕様に加え回路構成の確認が必要な場合もあり、頭を悩ますこともありましたが、先輩からのアドバイスもあり、最終的には精度の高いツールを作成・提供することができました。私たちが作成したツールがお客様に称賛されたとき、私たちの成果が認められたと感じるとともに自分自身の成長も実感することができました。また、自分の成果に対してお客様の生の声が直接聞けるのもこの仕事の魅力だと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
魅力的な職場環境の中、半導体の設計・開発に携われること。 私がこの会社を選択した理由は大きく2つあります。1つ目は、大学・大学院時代に半導体に携わっていたということもあり、半導体関連の職種に就きたいと考えていたからです。実際に入社してみると、学生時代に学んでいたマテリアル観点の業務はほとんどなく、最初は不安を感じました。しかし、OJDを通じた日々の学びで不安は解消され、現在は我々の生活環境には欠かせない半導体の仕事を最先端の技術を駆使して取り組むことができる仕事に誇りを持っています。2つ目は、私が思い描いていた職場環境であったことです。会社説明会や就職試験に参加してみて、先輩方の心遣いや職場の雰囲気等他の企業とは違う魅力を感じました。また、先輩や同僚にも恵まれたいうこともあり、毎日楽しく仕事ができています。 |
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これまでのキャリア |
マイコン設計・評価業務(現職・今年で3年目)
マイコン回路設計(0.5年)
マイコン評価(1.5年) |