これが私の仕事 |
図面を描くことだけが“設計”ではありません 運転する誰もが触れるシフトレバー(AT/MT)本体から、グリップ部であるシフトノブ、インジケーターまで、シフトレバー周辺の部品設計を行っています。
設計職の仕事は、机に向かって黙々と図面を描くイメージを持たれがちですが、実はお客様へと提案や交渉をする場面も多くあるんですよ。お客様とのお打合せにて大きさや性能などご要望をお伺いし、同時に他部署へと製造可否や外部からの部品発注の有無を確認。難しいご要望も可能な限り応えるべく、どうすれば実現できるのか工夫を凝らし、お客様や他部署と議論しながら設計考案していきます。CAE解析等で仮想試作・試験を経た後、ようやく図面に描き起こします。
現在、7案件を同時に進めているため大変ではありますが、モノづくりが好きな人たちと本気でモノづくりをする楽しさがヤリガイですね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
社内初の製品を設計から開発まで 社内初の製品である「革ブーツ付ATレバーの開発」に携われたことが1番嬉しかった案件です。
2017年10月頃、某自動車メーカーの海外車両2車種を受注。社内初の案件を自分が任されたことへの歓喜と同時に、不安もありました。革ブーツ設計における知見は、私を含む全員がゼロスタートでしたからね。
まずは、お客様先や関連会社へのヒアリングによる情報収集や他社製部品の分析調査など、当該製品について徹底的に調べ上げました。初めてだからこそ最高のものを創りたいという思いから、何度も試作を繰り返して試行錯誤。結果、3年以上もの時間と労力を要したこのプロジェクト終了時には、何とも言えない達成感を感じました。その後、自分の設計した製品が搭載され、カタログなどにも掲載されているのを見たときは、ニヤニヤしちゃいましたね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
いつか夢の「空飛ぶ自動車」製造を実現するために 万能工業に入社を決めた理由は、自分のやりたいことが実現できる環境があると感じたから。
いつかは某アニメに出てくるような「空飛ぶ自動車」の製造に何らかの形で携わりたいと思い、東海地方の自動車メーカーに業界を絞って就職活動をしていました。
大手と呼ばれる企業も受けていましたが、業務内容を見るとなんとなく“歯車の一部”感が…。1からモノづくりに携わることができないのではないかと感じたため、中小企業を見ていたところ、当社に出会いました。
中小企業だからこそ少数精鋭で、個々が裁量を持って仕事を進めていく姿勢。(当時は)国内自動車メーカー全てとの取引。1からモノづくりに携わることができること。そんな万能工業であれば自分のやりたいことが実現できるのではないかと感じ、入社を決意しました。 |
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これまでのキャリア |
2011年新卒入社 → 技術部(1年) → 第2技術グループ(1年5か月)→ トヨタ自動車へと出向(3年) → 第1術グループ(現職・4年目) |