私たちは「紙管」と「紙管を製造するための設備」の開発、設計、製造、販売を一貫して手掛けている会社です。繊維用紙管では国内シェアの半分以上を占め、航空機用炭素繊維・液晶パネル用フィルム・LIBなど最先端分野でも私たちの高品質紙管が用いられています。また1897年創業と紙管業界では屈指の歴史を誇り、「技術の田中」として世界中で信頼されています。
私たちの社是は、「良品を安価に供給し、社会に貢献するとともに、企業に従事する人々の福祉を増進する」というものです。日本の製造業のイノベーションを支え続ける存在として、海外の最新情報も適宜取り入れながら、日々新たな挑戦に励んでいます。現在力を入れていることは、環境に適応した商品やIT関連商品など時代のニーズに合った製品を開発・供給し、競争力のある品質・価格・サービスを確立すること。そして顧客満足度の向上を図り、広い意味での社会貢献を目指します。また全従業員がその能力を最大限に発揮できるようサポートし、安定した生活基盤と“夢”を実現できる企業を目標としています。
「紙管」とは、繊維、紙、フィルムなどを巻くための紙製の芯です。幅広い製造分野で重要な役割を担っており、当社の紙管はさまざまな業界において信頼され、大手合成繊維メーカー、製紙、フィルム、シール、印刷業界など幅広い取引先を有しています。他社にはない高品質を強みに、特に繊維用紙管では国内シェア50%以上! また当社は生産設備も開発しており、その設備は海外にも輸出され、特に台湾では「タナカ」という名称は広く業界内で知られています。業界のスタンダードとして位置づけられる「タナカスタイル」は、世界中の紙管製造をリードしています!
高度化、多様化するニーズに応えるため、紙やフィルムなどの分野はもちろん、最先端分野に対応した技術開発を進めています。例えば当社のクリーン紙管は、特殊な加工により紙粉の発生を抑え、異物混入を許さない光学や食品、薬品などの分野で多数の実績を上げています。また再利用可能なグリーン紙管や樹脂製の管の開発にも取り組み、SDGsに貢献。当社の「紙管を超えた紙管」はリチウムイオン電池や半導体産業などでも採用され、世界のものづくりにインパクトを与え続けています。あなたも世界のものづくりに貢献できる、重要な役割を果たしませんか?
事業内容 | 紙管および紙管製造設備の設計開発、製造および販売 |
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設立 | 1940年10月 |
資本金 | 7000万円 |
従業員数 | 341名(グループ計:495名 2023年9月末時点) |
売上高 | 46億円(グループ計:80億円 2023年9月期) |
代表者 | 代表取締役社長 田中 誠司 |
事業所 | 【本社工場・営業部】
大阪府八尾市老原6丁目88番地 【工場】 敦賀工場、三重工場、市島工場、松山工場、香川工場、岩国工場、熊本工場、鹿児島製造所、紀州加工所 【関連会社】 関東紙管(株)、大三紙化工業(株) 【技術提携企業】 EXCEL TUBES & CONES |
沿革 | 1897年 大阪府八尾村において紙箱の製造販売開始
1911年 帝国製糸(株)(後の富士紡績(株))に紡織紙管の納入を開始 1913年 英国コーツ社の海外工場に紙管を輸出 1931年 紙管の製法特許を取得 1940年 合資会社田中紙管製造所(現:田中紙管(株))を設立 1960年 八尾市老原に現在の本社工場を建設 1966年 大阪営業所を開設 1969年 松山工場を建設 1970年 敦賀工場を建設 1972年 データ通信システムを導入しオンラインによる受注、販売システムを完成 1973年 市島工場を建設 1980年 関東紙管(株)を設立、太田工場建設 2003年 三重工場を建設 2006年 大阪営業所を本社に統合。インド EXCEL社と業務提携して資本参加。ISO-14001:2004認証取得 2007年 東京ビックサイト“新機能材料展”にグリーン紙管・クリーン紙管を出展 2009年 東洋紙管工業(株)より事業譲渡を受け、熊本工場・岩国工場発足 2011年 紀州加工所を開設。鹿児島製造所を設置 2014年 ABSコアの自社生産・販売を開始 2016年 三重工場に第二工場を建設 2018年 香川工場が発足 2023年 大三紙化工業(株)の全株式を取得 |
ホームページ | https://www.tanakapt.co.jp/ |
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