今回は大分県佐伯市にある「佐伯工場」についてご案内します。
大和冷機工業はメーカーの為、もちろん自社で製造しています。
お客様の元へ安定したお届けを行う為、製造の拠点となる工場は・大分県にある佐伯工場・福岡県にある福岡工場・埼玉県にある関東大利根工場の全国3ヵ所にあります。
最新のFA設備(工場の生産ラインを自動化するための機器全般)とFMS(一つの生産ラインで異なる製品や種類を柔軟に製造できるシステム)の導入により板金加工から組立、検査、梱包までの一貫した生産ラインを持っています。
その為ダイワの製品は1200アイテムを超える程に充実していて、日本国内はもちろん海外のお客様の要望にも柔軟に対応する事が出来ます。
工場では次世代へ引き継ぐ持続可能な社会づくりの取り組みとして、環境にやさしい製品開発に努めています。
『オゾン層破壊防止』
冷熱機器では主に冷媒と断熱材この2ヶ所でフロンガスを使用しています。
フロンには化学的に安定している、液化しやすく、人体に毒性がないという特徴があり、エアコン、自動販売機、断熱材などの発泡剤等幅広く使用されています。ですが、オゾン層を破壊し、地球に入ってくる有害な紫外線が急増するため地球温暖化を強く促進する物質であると言われています。
弊社では冷媒として使用するフロンガスを、オゾン層を全く破壊しない「オゾン破壊係数ゼロ」のものに100%移行完了しています。また、フロンを全く使わない「ノンフロン冷媒」の実用化に向けて技術開発を行っています。
さらに業界に先駆け、冷蔵庫の本体・扉の断熱材にシクロペンタンを採用し、ノンフロン化を実現!
『地球温暖化防止』
2013年より、佐伯工場と大利根工場で太陽光発電にも参入し、弊社年間消費電力量の約6割を賄っています!
消費電力の削減を開発テーマの軸としています。
『廃棄時の適正処理と再資源化』
産業廃棄物処理委託業者と共にマニフェスト制度(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)に基づき厳しいチェック体制により
適正処理及び再資源化を推進しています。
また、全都道府県の「第一種フロン類回収業」登録者としてフロンの適正回収を行うとともにフロン類破壊業者への処理委託の仕組みを構築しています。
より環境への負担の少ないサステナブルな製品づくりに取り組み、顧客満足度向上と食文化の発展に貢献していきます。