これが私の仕事 |
銅製錬現場の第一線で働いています。 現在、私は銅製錬に携わっています。私の職場は、自溶炉と呼ばれる銅製錬のメインとなる炉を保有する工程であり、海外の鉱山から運んできた銅精鉱(鉱石を処理した原料)を酸素富化空気により発熱反応させ、約1250℃の溶融体(マット[銅品位60-65%の硫化物]とスラグ[珪酸鉄])を製造しています。
主に、原料の処理比率変更や操業パラメータの調整、製造コスト削減への取り組み、トラブル対応および原因究明に取り組んでいます。また、誰でもその作業方法が理解できる作業標準書(手順書のこと)の作成や、災害防止のための改善設置といった安全管理にも、現場を担当する主任として取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分ならどうするか、考え続ける。 私の職場である自溶炉は1時間に最大215トンの原料を処理する非常に大きな炉です。その分、付帯する設備は数え切れないほど。それぞれのパラメータがどの程度操業に影響しているのかわかりにくいところもあります。そのような環境の中、自分の考えたアイデアでコストの削減・操業改善がはっきりと顕在化した時にやりがいを感じます。
また、一旦トラブルが発生すれば一刻も早い復旧に向けて全力で原因究明を行います。10年、20年以上働いてきたオペレーターと共に作業することになりますが、現場や設備に対する知識が足りないと話にならないため高いレベルが要求されます。知識不足を痛感させられることもありますが、自分で対応・判断可能なことが増えていくことにやりがいを感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
魅力的な社員に出会って。 就職活動中、原料調達から製品製造まで幅広い分野を扱っており、かつそれぞれの分野で強みをもっている当社に興味を覚え、磯原工場の見学に行きました。その際、社員の物事に対する真摯な取り組み方や活き活きと仕事をする姿勢を見て、自分もこの会社で働きたいと思い入社を決意しました。 |
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これまでのキャリア |
入社~現在 パンパシフィック・カッパー株式会社 製造部製錬課溶錬係 |