磐田化学工業は1957年の創業以来、「発酵技術」という人類の英知をベースに事業展開をしてまいりました。今日よく耳にする、「人に優しい」「環境に優しい」という言葉、これには微生物を利用した発酵技術が欠かせません。当社はこの「発酵」を主役に、「微生物」を仲間として、みなさまに喜ばれる製品をつくり続けるとともに、三方よしの精神を堅持していきます。
当社は、ミカン果汁からクエン酸を通出することからスタートし、その後微生物による発酵法でのクエン酸製造を確立し、以来クエン酸メーカーのパイオニア的存在として、高品質かつ安全な製品を供給してきました。さらに、粉末食品の製造技術も強化。お客さまの求めるニーズに合わせて、様々な製品を提供しています。また、発酵は微生物を用いた実験室レベルの検討から、工場生産へスケールアップするにはかなりの技術を要します。そのため、長年のノウハウをもつ当社が、受託いう形でお客様のスケールアップのお手伝いしています。できなかったことを、できるに変えることで、お客さまと社会に貢献していく。それが当社の使命であり喜びです。
地球温暖化対策の一環として、資源の有効利用や環境負荷を低減させたモノづくりへの注目が高まっています。当社が得意としている「発酵」は、身の回りに存在しているカビや酵母、バクテリアなどの微生物の力を利用するもの。つまり、天然物を有効活用し、環境に高い負荷をかけない製造方法です。また、当社では発酵技術によるモノづくりだけでなく、大型メタン発酵施設を使用し、製造後の培養液に含まれる有機物や他社から受け入れた産業廃棄物などを処理し、発生したメタンガスをエネルギー源として再利用しており、食品リサイクル法に準拠して100%リサイクルを実現しています。今後も、こうした技術を活かし、環境対策に貢献していきます。
当社では、お客さまから「こんなことはできないか?」というご相談を受けて、実現可能な製造方法や製品案を様々な形でご提案しています。つまり、お客さまが困っていることをどのように解消していくかが腕のみせどころになります。そのため当社の社員は、どうしたら「できない」を「できる」に変えることができるか、日々知恵を絞っています。難しい課題を前に、「なんとかしてやろう」と思えるチャレンジ精神のある方、そして先輩や同僚と協力し、粘り強く課題に取り組む力のある方を私たちは必要としています。「できない」が「できる」に変わった時の達成感を、私たちとともに味わってみませんか?
事業内容 | 有機酸(食品添加物、医薬品、外原規用、工業用)の製造・販売
食品、食品素材、健康食品、機能性食品等の製造・販売 飼料および肥料の製造・販売 上記製品の、発酵や造粒、充填などの加工受託製造 |
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設立 | 1957年11月
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資本金 | 8,625万円
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従業員数 | 100~300人未満
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売上高 | 53億9,523万円(2020年3月時点)
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代表者 | 代表取締役社長 藤田 茂 |
事業所 | ■本社
〒438-0078 静岡県磐田市中泉3069 TEL:0538-35-5100 ■事業所 磐田工場、大須賀工場、相良工場、豊田工場 |
沿革 | 1957年11月 静岡県磐田市にて設立。クエン酸の製造販売を開始。
1970年12月 日本初のイタコン酸製造開始。 1977年 1月 大型メタン発酵設備完成。粉末食品の加工を行う。 1997年 2月 掛川市に大須賀工場を新設。 2005年 4月 環境経営システム エコアクション21認証登録。 2013年12月 食品産業廃棄物の破砕分離処分業に関して許可取得。 2014年 3月 バイオマスを利用したメタンガスによる発電を開始 2018年 4月 研究開発施設 未来創造開発センター新設。 |
ホームページ | https://www.i-kagaku.co.jp/ |
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