これが私の仕事 |
様々な建築における給排水・空調設備工事の施工管理です。 設計図書の検証、安全・品質・施工・工程管理や施工図・計画書などの書類作成から予算管理までの実務をオールマイティにやっております。お客様ごとにご要望は異なるため、設計・施工は全てオーダーメイドになるわけですから、仕事のひとつひとつが自然と思い出深くなりますね。
また、刑務所の施工で普段は入れない塀の中で仕事をしたり、製薬会社の施工計画ではカビに関するNASAの規格を勉強するチャンスに恵まれたり、感染病棟の設備施工では絶対にウイルスが侵入しない空調衛生設備のシステムを考案したりと、20年経験を積んだ今でも新鮮な仕事に出会えています。面白い仕事ですよ。
充実感を得られるのは、自分のイメージが確実に形になって、予算内で機能的に満足できる設備が出来上がるのを確認できた時です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
迎賓館の機械設備工事を完了させたこと。 2006年3月から約3年間、迎賓館改修工事に現場代理人として携わりました。迎賓館は国外の賓客を遇する日本で最高位の建物であり、日本を代表する洋風建築物でもあります。老朽化に伴う全面改修で、館内の設備を全て撤去新設、又は、取外し再取付けしました。特に、再取付品は二度と復元できないものも数多くあったため、求められる責任は重大で、試行錯誤しながら計画や試験施工を行い、無事にお客様に引渡すことができました。この業界は、多くの職種が集まってひとつのものを形成するので、協調性が求められますし、独自性も発揮しなければなりません。
先日、迎賓館で晩餐会が催されましたが、何事もなく催しが完了してホッとしたことを覚えています。また、国土交通省大臣官房官庁営繕部初の優良工事表彰をありがたく受賞しました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
一貫した施工方針と揺るぎない歴史。 前述した迎賓館は1909年(明治42年)に新築されましたが、当社も施工参加しており、実に100年に渡る繋がりがあります。古くは帝国ホテル、日本銀行、国会議事堂、総理官邸、新しくは東京都庁、京都駅ビルなど時代に足跡を刻むことのできる物件の施工ができることは、この業界に生きる者として非常に魅力があります。
業務に従事すると、業界に固まることなく、多方面の方々との協働にもなりますから、物事に対する視野が非常に広くなる分野です。また、当社は給排水衛生設備と空気調和設備の施工が主たる業務内容ですが、特に給排水衛生設備はインフラストラクチャーとして社会的に貢献できる業種でもあり、安定性が高いことも見逃せません。 |
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これまでのキャリア |
須賀工業関係会社 工事部出向(研修:1年間)
→ 須賀工業株式会社 東京支社工事部配属(現職・今年で30年目) |