なごや農業協同組合

JAなごやは、名古屋市内の４つの農業協同組合が合併して2000年10月に誕生しました。経営理念は、「人と人との絆で地域と共存するJAなごや」。名古屋市内を中心とした都市部を活動エリアに、5万2179人の組合員をはじめとした地域住民のくらしを支える活動を行っています。農業にかかわる活動を中心に、JAバンクをはじめとしたいわゆる銀行業務、JA共済でのくらしを守る総合保障業務など、生活に根差したサービスを提供。また、移動販売車による野菜販売や収穫体験などのイベントで、地域農業のファンを増やす取り組みも行っています。農業や地域になくてはならないJAなごやをめざしています。

取引先を訪問して、JAバンク・JA共済の商品などを推進するのが渉外の仕事。お客様である組合員と“顔の見える関係”を築いているのが大きな特徴です。歴代担当が組合員としっかり関係をつないでいるので、初めての挨拶から好意的に受け入れてもらえます。１日の顧客訪問が20～30件になることもありますが、同じエリアに集中しているので移動に時間を割かれず、効率的に進められます。ライフパートナーとして、組合員の悩みや困りごとを親身になって聞く相談活動を中心に、組合員一人ひとりの人生設計にあったサービスをご提案しています。現場では、約束を守る、細かい気配りができるタイプの職員が活躍しています。

新しく入組した職員に安心して働いてもらえるような環境づくりにも注力しています。そのひとつが、新入職員１名につきインストラクターとして先輩職員が１人付きます。職場や業務の不安なことなど、困ったときはインストラクターに何でも相談できます。また、2024年度からは、入組後1年を「教育期間」と定め、さまざまな業務で経験を積んだのちに、選抜された職員が営業に出ることになりました。JAバンクやJA共済など、私たちが取り扱う商品は多岐にわたっています。詳しい知識をインプットしたうえで営業に出ることで、より自信を持って、お客様の希望に沿った具体的な提案ができると考えています。