これが私の仕事 |
何をしたら読者に届けられるか考え、実行する仕事 書店に行くと多くの本があります。本は日本だけで毎日200~300点ほど刊行されていると言われています。読者はその中から自分の読みたい本を選んでいかねばなりません。
口コミや書店店頭で帯や装幀を見て、新聞やWebサイトの記事や広告、SNSでのキャンペーン、著訳者のトークイベントなど、読者が本を知るきっかけは多岐にわたります。その本を求める読者はどんなひとなのか、そして何を見て読む本を選んでいるのか。それを考えて、それぞれの本に合ったプロモーションを行っていくのが私の仕事です。
編集や営業と本づくりから相談して連携をとり、新聞やWebサイトへの売り込みから広告出稿、イベント開催など必要な施策を行っていきます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
届けたい本が届いた!という実感が得られたとき 担当編集からいただいた原稿を読み、「どんな人がこの本を好きになるのか、求めているのか」ということを考えることからプロモーションの仕事は始まります。何より本が好きでこの仕事をしているので、興奮して眠れないような原稿を手にしたときにはとてもワクワクします。それと同時に「どうやったらこの面白さをちゃんと読者に届けられるのだろう?」と悩むことも。
どんなに中身が良い本でも届け方次第ではまったく売れないこともあります。魅力をどのように伝えるのか悩みつくして実行する。それが重版に繋がったり、実際に読者の方の感想や手に取っている姿を見たりすることが、「ちゃんと届けられた」と実感し、この仕事での喜びをもっとも感じる瞬間です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「好き」の原点をもらった会社 幼いころから本を読むことが大好きで、就職活動の際にも「人の心を根本から助けたり、動かしたりすることができるのは本だ」と感じたため、出版社を目指して就活をしていました。
実はそこまで海外文学を読んでいなかったのですが、ミステリにハマるようになったきっかけはアガサ・クリスティー作品だったことから早川書房に興味を持つように。調べてみると海外文学だけではなく、日本文学やノンフィクションでも面白い作品やブームの先駆けとなるものを出していて、私も読者に最先端の面白い本を届けられる人になりたいと思いました。
また、選考過程でも社員自身とても本が好きなのだと実感することが多かったのも志望理由の一つです。実際に入社してからも好きなことに真摯な人が多く、それが仕事に繋がっていると実感しています。 |
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これまでのキャリア |
2019年に大学を卒業後、新卒採用にて入社。約3か月の研修を経て2022年3月まで営業部営業課にて勤務。その後、2022年4月からマーケティング部プロモーション課へ異動。 |