※画像 なぜに。なぜにチェスなのか。前回つっこまなかったけれども。。。
鍛えているところの写真を送って下さいといったはずなのに。
以前、偶然ステーキ屋で、お会いしたときに「硬い肉が食べたいときはここにきます」
と大きな声で私に。何故か遠くにちゃんと筋肉が見える横暴なセンテンス。グッドエピソード。
とは相反して頭の中のやわらかさが見えかくれする学術的なシリーズ3回目。
だからチェスなんですね。なるほど、そういう主張なんですね。
Q.やりがいを感じることは?
A.常によりよい支援方法を探り続けられることにやりがいを感じます。
子どもたちが発達途上にあるという当たり前の前提を踏まえると、
単純に時間が経過する中で中枢神経系(脳)のネットワークが
一定の段階に到達したからあることができるようになったのか、
何らかの支援を受けたからそうなったのかを検証することはできません。
同じ特徴をもった子どもたちの一方に何らかの支援を提供し
もう一方には何も提供せずに経過を観るといった、
双生児統御法的な比較検証を行うことは倫理的にも許されませんので、
実のところ支援効果は検証不能と言わざるを得ません。
逆を言えば、時系列的にはどんな支援を提供しても
成長発達につながっているように見えなくもないので、
さまざまな方法論が「効果がある」と謳うことができてしまいます。
支援効果は『検証不能』という厳しい現実に真摯に向き合い挑み続けることは、
実に興味深い刺激的な探求です。
グループ活動や合理的配慮の必要性と支援効果を理論的に裏付けていくには、
神経科学、身体性認知科学、発達ロボティクス、人工知能学、心理学など、
適応する知能が他者を含む環境との相互作用の中で
いかに発達していくかを扱う諸科学から得られた知見を参照、総合し、
常にアップデートしながら実践を重ねていくほかありません。
学ぶべきこと、取り組むべきことは際限なく、本当に飽きることがありません。
(原文ママ)