こんにちは。松坂です。
今回もご覧いただき、ありがとうございます。
さて本日の売場紹介は、サービスデリ売場です。
担当する商品は、”フライ等の揚物類、お寿司、和惣菜や洋惣菜、サラダにお弁当”です。いわゆる”中食”と言われるカテゴリー(商品群)です。
ライフスタイルの多様化により、お客さまの食事のシーンが大きく変化しました。以前は野菜・魚・肉などの素材系の商品を購入し、ご自宅で調理加工して召し上がることが主流でした。しかしこの30年間で大きく変化しました。中食の支持が急激に高まったのです。様々な要因がある中、最大のものは”女性の社会進出”と思われます。
1980年と2011年の女性の就業率の変化を確認すると、25~29歳は47%→72%、30~34歳が46%→65%、35~39歳は57%→64%と2011年が大幅に上昇しております。併せて女性の初婚年齢も、25.2歳→29歳と上昇しております。そのため家事全般において、”時短意識が非常に高まった”と考えられます。併せてデパ地下に代表される市販のお惣菜類の質が上がり、自宅で専門店の味が楽しめるということが要因ではないでしょうか。
私自身も担当者時代、この売場を担当しました。天麩羅・フライ・寿司・弁当等、店内で調理加工し、出来立て商品を提供しておりました。特に夕方から夜にかけて出来立て商品を提案することは、その時間帯の固定客を増やすことができます。夏時期は勤務時間を夜にシフトしたり、アルバイトさんに調理の教育をしたりと、無我夢中で取り組んだのを思い出します。また家族で食べる年越しそばの天麩羅は、毎年私が帰宅後に作るため非常に喜ばれているのも正直なところ。お魚担当者同様、副次的な要素で家族に非常に喜ばれ、重宝される仕事と思います(笑)。
興味を持っていただけたら嬉しいです!
それでは、また。