こんにちは。マックスバリュ関東の松坂です。
本日も”ご来店”いただき、誠にありがとうございます。
本日は第4回目の「買物型体験スーパーマーケット」への挑戦秘話です。
今回も買物体験型に至る歴史的背景の説明です。非常にザックリとした日本の小売業界とイオンの流れも含めてご紹介しております。
どうぞお楽しみください。
イオンはその後、日本国内は市場稀に見る少子高齢化現象による人口集中地区への事業集中とデジタルを中心とした成長分野への取り組みの開始、又、大幅に人口が増加しているアジアへの事業展開を開始しました。又、来店客数が減少し始めたとはいえ、多くの客数を誇るイオンのショッピングセンターのお客さまにイオンカードでのお買物のお勧めから銀行の開業など、イオングループは様々な事業へと多様化し発展を大きく発展を遂げて参りました。現在の売上高は総合スーパーマーケットであるGMSが主管となっておりますが、収益の主体としてはその他専門事業となっているのは、紛れもない事実でございます。
その中において、全国のイオン直営店として営業していたマックスバリュは価格によるイオン本体主導の商品・サービス提供による画一的経営から、地域密着による地元商品の仕入れ強化と現場主義を推し進める計画が実行されました。2009年12月4日(営業上は2010年3月1日)、日本全国にあったイオン株式会社内にあった直営の約100店舗を、6地区の地域法人としてイオン株式会社(現イオンリテール株式会社)から分社・独立しました。その際に誕生したのが、マックスバリュ北東北株式会社(現イオン東北株式会社)・マックスバリュ南東北株式会社(現イオンビッグ株式会社)・マックスバリュ長野株式会社(現イオンビッグ株式会社)・マックスバリュ北陸株式会社・マックスバリュ中京株式会社(現マックスバリュ東海株式会社)、そしてマックスバリュ関東株式会社でございます。
私自身はこの6社分社当時はイオンの千葉県千葉市の海浜幕張駅そばにある本社(イオンタワー)内において、マックスバリュ分社プロジェクトチームの一員として、お酒やたばこ・お塩などの免許を各社毎に申請し直す業務を行いました。行政の方との対応、そしてイオン本社内での縦割り的な仕事の仕方に非常に苦慮した思い出がございます(苦笑)。いずれにしましても、この時、マックスバリュ関東株式会社が誕生いたしました。次回は誕生以降の道のりをご紹介いたします。