業種 |
文具・事務機器・インテリア
機械/金属製品/その他製造/精密機器 |
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本社 |
大阪
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向陽技研は大阪府 堺市にある家具部品メーカーです。我々は中小企業ですが、日本だけでなく海外にも認められるメーカーに成長しています。
その秘訣は独自の技術によるオリジナリティあふれる製品開発にあります。中国・ドイツ・ベトナムにも海外事業所があり、国内トップシェアと世界トップクラスの製品提供で国内外の暮らしを支えています。そのことが評価され経済産業省『グローバルニッチトップ企業100選』に認定されました。
ソファのアームレストやヘッドレスト、座椅子の背もたれ部分に使われる「ラチェットギア」が私たちの主力製品。あの“カチカチ”という音は、誰しも聞いたことがあると思います。私たちがつくる製品は、普段目に触れるものではありませんが、世界中で使われているインテリア家具に必要不可欠なパーツです。そのパーツメーカーとしての最大の特徴は、自社ブランドを持っていること。独自に商品開発を行っており、カチカチ音をできる限り抑えた静穏タイプの製品や、小刻みに2°ずつ角度調整が可能な製品など、高機能、高付加価値にこだわったモノづくりを推進。金型や製造に必要な設備機械の社内製作、特許獲得にも積極的に取り組んでいます。
少子高齢社会により、日本の国内マーケットは今後も厳しい状況が続きそうです。しかし、向陽技研はその影響をほとんど受けていません。その理由は、当社のグローバル展開にあります。当社では、コアな技術が必要な工程は堺の本社で行い、組み立てなどの工程は中国で実施。効率的な生産フローを確立しています。また、高級インテリアメーカーがひしめくヨーロッパにいち早く進出し、2013年にはドイツに現地法人を設立しました。グローバルな事業展開が経済産業省からも認められ、2014年には「グローバルニッチトップ企業100選」にも選出。中小企業でありながら、世界で戦える企業として、今後も成長を続けていきたいと考えています。
岡崎:英語や中国語を活かしながら、海外のモノづくり企業を支えていきたいという気持ちが芽生え、入社を決意しました。間宮:もともと機械工学を学んでいてものづくりに携わりたいという気持ちがあり、同じ業界で就職活動を進めていたところ、地元にも近いですし自分が求めていることとマッチしていると思ったのがきっかけです。勝又:高校では家具建築インテリア関連の学科でテーブルなどの家具を作っていたので、家具パーツメーカーという点に惹かれました。伊田:グローバルニッチトップ企業に選ばれた点や国内トップシェアという点が目に入って、まさに自分が探しているようなところだなと感じたのが、一番の決め手です。
事業内容 | 事業内容:金属部品の製造・販売
製品:座椅子用のラチェットギア・ソファー用のフィッティングギア・ダイニングチェア用の回転板・介護テーブル用の昇降脚・その他(家具・インテリア・キッチンの機能部品) 【堺から世界へ届けるモノづくり!】 向陽技研は「モノづくり企業」で、本社工場(大阪府堺市)とベトナム工場(ハノイ)の2つの工場でモノづくりをしています。また、現地法人として中国販社とドイツ販社を設立し、国内外の家具メーカーを中心に販売を展開しております。 そして、売上のうち国内販売が15%、海外販売が85%(2022年12月現在)とグローバルに活動しており、全体の売上は5年で2倍にと急成長しています。 【オリジナリティあふれる”KOYOパーツ”】 向陽技研では、独自の技術で開発、自社生産した家具用パーツを販売しています。 その中でも座椅子ギアは国内シェア70%と圧倒的なトップシェアを誇り、人々の暮らしを陰ながら支える役割を担っています。 また、ラチェットギア機構を応用したソファ用の角度調整金具はヨーロッパで高い評価を得ており、ドイツ・イタリアなど家具やインテリアのハイブランドメーカーにもKOYOパーツが選ばれています。 日本国内の福祉施設や海外の学校にも当社の製品が使われています。独自開発の昇降脚は簡単にテーブルの高さを調節できる機構が備わっています。いろんな方がそれぞれ使いやすい高さに調節できるようになっているので、バリアフリーとしての機能も高いです 【世界に通用する製品を作り出すことができる秘訣】 当社は独創的な製品の開発をモットーにしており、モノマネ・ヒトマネではなく自分たちで考えたアイデアを製品にしており、特許も多数所有しています。自社開発・自社製造だからこそ、その製品にロゴを入れることができるブランドメーカーとなりました。 日本だけでなく世界が認めるメーカーへ成長し、国内外のニッチ(すきま)分野で勝ち抜いている成果が評価され、経済産業省の『グローバルニッチトップ企業100選』※に選定されました。 http://www.koyoeng.co.jp/news/112/ 【様々な人材が活躍する土台があります】 当社はモノづくり企業ですが、工学系学生だけでなく文系学生でモノづくりが好きな若手社員も入社しています。また、英語・中国語・ドイツ語などビジネスで語学力を生かした仕事をしたいと、語学系大学卒業の学生や留学経験のある若手社員も増えてきました。 当社では新入社員研修にも力を入れており、3カ月間の研修カリキュラムを独自で行っています。社長も参加しての2泊3日の「ナギサミーティング」(合宿研修)や1カ月間の「ベトナム工場研修」、先輩社員との交換日誌「マンツーマンノート」など新人教育に力を入れています。 ※『グローバルニッチトップ企業100選』とは 経済産業省が選定している世界の市場で高シェアを誇る特色ある日本企業のこと。 世界の経済市場において、いわゆる隙間(ニッチ)分野で差別化を行って世界的に高シェアを獲得し、部品の調達などグローバルなサプライチェーンにおいてなくてはならない存在である企業100社あまりが選定され、「グローバルニッチトップ企業100選」として経済産業省より表彰された。 |
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創業 | 1926年 |
設立 | 1961年7月1日 |
資本金 | 6,000万円 |
従業員数 | 80名(パート・アルバイト含む) |
売上高 | 27億円(2022年度) |
代表者 | 代表取締役社長 山下 雅伸 |
事業所 | ■本社 〒593-8312 大阪府堺市西区草部1214番地
【中国現地法人】 東莞向陽金属製品有限公司 広東省東莞市清渓鎮濱河西路富士工業城第5棟 【ベトナム現地法人】 KOYO Hanoi Limited Plot K-1, Thang Long2 Industrial Zone, Di Su Commune, My Hao Dist, Hung Yen Province, Vietnam 【ドイツ現地法人】 KOYO Germany GmbH Schadowstrasse 63, 40212 Duesseldorf Germany |
沿革 | 1926年 大阪府堺市錦綾町にて、山下義一が山下製作所を設立し農機具の製造を始める。
1961年 向陽抜物有限会社を設立 1973年 隣接地に本社ビル4階建新社屋完成、向陽技研株式会社に社名を変更。 1974年 座椅子用及び木製座椅子用ラチェット製造販売 1980年 堺市草部に向陽エンジニアリング株式会社設立。海外向け輸出入窓口となる 2003年 代表取締役が山下善伸より、山下雅伸へ交代 2003年 創業100周年感謝の集いをスイスホテル南海大阪にて行いました。 2004年 本社堺工場新社屋増改築 2005年 ファインギア(14段ギア)製造販売 2005年 東京営業所開設2006年広東省東莞市に、東莞清渓向陽金属製品廠開設(中国営業所・工場) 2007年 本社新倉庫竣工2007年堺税務署長より優良申告法人として認められました。 2008年 中国現地法人 東莞向陽金属製品有限公司設立、営業開始 2009年 木工ソファ用金具 IS/LS シリーズ発売 2011年 ISストレッチタイプ(IS150T)製造販売 2013年 フリーロックモーションギア(FR)製造販売 2013年 LSマイクロピッチギア製造販売 2013年 ドイツ現地法人 KOYO Germany GmbH設立 2014年 経済産業省、グローバルニッチトップ企業100選に選ばれました。 2015年 自動組立機「MIRAI」を導入 2017年 無音ギア「SOUND ZERO」製造販売 2018年 KOYO Hanoi(ベトナム工場)設立 |
ホームページ | 日本語 http://www.koyoeng.co.jp/
英語 http://www.koyogear.com/ 中文 https://koyoeng.cn/ |
海外比率 | 日本メーカーのグローバル展開の指標に「海外比率」がよく使われます。これは日本国内と海外での売上高を比率にしたもの。少子高齢社会が進む日本よりも、海外に打って出ようとする製造企業の重要な指標となっています。
当社ではかねてより海外進出に積極的に取り組んできたことで、この海外比率は現在では85%(2022年12月現在)ほどになるまで成長しました。 私たちは日本のモノづくり企業を代表する気概を持って、海外の企業との競争に挑んでいます。 |
会社案内動画 | https://youtu.be/_iVAXB4515A |
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