これが私の仕事 |
自治体に導入された各種税金の管理システムの運用保守業務を担当 私が所属する公共事業部では主に自治体向けのシステムを開発しています。その中で私が担当しているのは住民税や軽自動車税、市民法人税などの計算や管理を行うシステムの運用保守業務。税金は、自治体職員の方が日々さまざまな情報をシステムに入力し、それをもとに計算されます。そうした業務の中で生じる質問や要望への対応などが主な仕事になります。
また、例年12月から4月にかけて税制改正が行われるので、改正内容に応じてシステムの仕様変更が必要になります。そのためこの時期は通常の業務に加えて、システムの修正・追加の業務に追われていますね。とくに税金関係は専門用語も多く仕組みも複雑なので、自治体担当者の方と「お互いの解釈にズレはないか」「理解不足な点はないか」など綿密な打ち合わせを重ねながら慎重に作業を進めています。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「お客様から信頼される存在に」と一念発起。その努力が実を結んだ瞬間 入社当初はプログラミングやシステムに不具合が生じた際の修正業務などを担当していました。システムの全体像を理解しているわけではなく、上司の指示に従ってプログラムを書いて、バグをつぶして…という毎日。そんなある日、打合せを終えた先輩とお客様が談笑する姿を見て、「自分もお客様から信頼される存在になりたい」と痛切に思うようになったんです。それからは勉強に没頭。先輩たちに指導を仰ぎながらスキルアップに力を注ぎました。
初めてメインでお客様を担当したのは入社4年目を迎えた頃です。何度もお客様先に足を運び開発計画の説明したり、要望をヒアリングして検討を重ねたり。そうした努力の甲斐もあり、無事納品することができました。あの時頂いたお客様からの感謝の言葉は今も忘れられません。自分の成長を実感した瞬間でした。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
地元に根付いた事業を展開する歴史ある企業。堅実な姿勢に魅力を感じた 実は、高校時代はパソコンの電源の入れ方もわからないほどの機械オンチ。そんな自分を克服したいと進学した大学で、初めてSEという職業を知りました。
KCCの名前を見つけたのは就活サイトです。設立50年と歴史も古く、自治体や地場企業などを取引先に持ち、地元に根付いた事業を展開しているという。ISO9001の取得など、堅実な企業姿勢にもひかれました。また、できるだけ腰を据えて仕事に取り組みたいと考えていたので、転勤の多い企業は避けたかった。そういう意味でもKCCは希望にかなっていました。
今年度から係長になり、メンバー1人を預かっています。指導する上で気を付けているのは、何のためにこの作業を行うのかという背景をきちんと伝えること。常に目的意識を持って業務に取り組むことで、彼自身の成長につなげて欲しいと願っています。 |
|
これまでのキャリア |
システムエンジニア(現職・今年で8年目) リクナビ2021掲載分 |