株式会社呉電子計算センター

社長の口癖は「社員は家族」…当社では、社員が共に成長することを経営理念に掲げています。その意思が端的に表れているのが「新MBO職能資格制度」。これは半年後・一年後・三年後に目指す自分の姿をオープンに設定して、上司や同僚と支えあいながら成長を目指す当社独自の人事制度です。「技術力」だけでなく「人間力」も高めなければ、人を幸せにできないし、自分も幸せになれない。それはお客様との関係性においてもしかりです。お客様とのパートナーシップは、「人間力」を発揮してその思いを汲み取り、「技術力」で形にしてソリューションを提供することでしか築けません。「新MBO職能資格制度」は人と事業、双方の成長エンジンなのです。

当社ではあえて文系・理系を問うていません。それは、SEにとって大切なのは「コミュニケーションを通して相手の思いを推し量る力」や「努力や体験によって自ら主体的に学びながら問題解決していく力」だと考えているからです。その資質があれば、技術は後から十分に習得できる。そこに文理の差はありません。まして、日進月歩のIT領域。今はAIやIotなどへの取り組みを強化していますが、数年後にはさらに新たな技術が必ず出てきます。技術は進化し、事業環境は刻々と変化します。その中で、いかに自分も進化できるか、チームプレーを磨いていかに組織力を高めていけるかが大切です。

当社は、地域企業のコンピュータ利用促進と情報化による活性化のために、呉市・呉商工会議所・地元企業の共同出資により1969年に設立されました。現在の事業は大手IT企業のパートナーとしてシステム開発業務を担う「ソフトウェア事業」と地元企業および官公庁のシステム運用サポートを行う「ソリューション事業」が2本柱。ビジネス環境の変化とともに事業は進化を遂げながら、しかし地域密着の事業深耕は一貫して安定基盤を築いてきました。その上で先端領域にも積極的に取り組み、自動車関連のシステム開発ではAIやIoTの活用も進んでいます。当社の強みは「地域密着」とお客様との緊密な「パートナーシップ」。それは人財力で支えられています。