業種 |
化学
半導体・電子部品・その他 |
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本社 |
新潟
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当社はITの根源を支える多種多様な技術および製品を生み出す技術企業です。
創業時の事業であった織物製造で培った技術「織る」「塗る」「形づくる」を、
さまざまな素材技術と結びづけ、情報通信分野など多彩な産業分野で新製品開発を行い、
素材開発から世界の技術革新に貢献しています。
当社が開発した数多くの新素材は、身近なところで多く使用されています。電子材料のFPC(フレキシブルプリント基板)用材料は、スマートフォンやパソコンなどに用いられ、業界トップクラスの技術を誇っています。また、FRP成形材料では、海水を真水に変える水処理パイプを開発し、中東アジアなどで利用されています。その他にも、大型飛行機の重量軽減のために軽量・高強度の航空機内装材料の開発をしたりと、時代を先駆ける技術や製品の開発を多く手がけています。そういったアイデアや技術を評価するため「新製品開発賞」を制定し、売上の一部を担当者にインセンティブとして支給し、更なるモチベーションと技術力の向上を推進しています。
当社は、創造(create)、革新(innovate)、挑戦(challenge)を経営理念として、世界で最先端を行く製品を研究・開発し、世界のマーケットの技術革新を目指し、常に挑戦し進歩し続けたいと考えています。それには、つねにマーケットの変化にアンテナを巡らせ、顧客のニーズに素早く柔軟に対応し、高い技術力で、顧客満足に応えているとともに、世界の先をいく製品の研究開発をすることで、世界の情報通信産業の発展の一翼を担っています。そして、それを支えているのは社員一人一人であり、日々ともに働きながら一緒に夢を描き、次々と新しいテーマを生み出され、技術が進歩しています。ここにはグローバルに活躍できる舞台があります。
勤務時間については始業と終業時間が自由に決められるフレックスタイム制を導入しています。前日遅くまで仕事をしたら翌日遅く出社できるなど、一人ひとりが自分の担当業務と開発スケジュールをしっかり管理しながら効率よく働ける体制を実現しています。また、社員のリフレッシュにも注力しており、クラブ活動を積極的に支援しています。現在は、テニス、フットサル、フィッシング、ランニング、バスケ、軽音楽など、様々なクラブが会社の補助を受けて活動しています。その中でも軽音楽部は、社内の一角に練習場所を確保して練習し、年1回「アリサワ・ロック・フェスティバル」を開催しています。仕事にも趣味にも全力で取り組める環境です。
事業内容 | 当社の始まりはバテンレースの織り物製造でした。
そして、グラスファイバーとの出会いが契機となり、今では電子材料、ディスプレイ材料、電気絶縁材料、産業用構造材料などの製造・販売をしています。 ◆電子材料◆ ガラスクロスに最大限の性能を発揮させる表面処理技術、 各種熱硬化性樹脂に各種変性剤・薬品を組み合わせる配合技術、 樹脂コーティング技術、ラミネート技術を上記のコアに、 情報通信社会のキーデバイスであるプリント配線板用材料を開発、製造。 ◆ディスプレイ材料◆ 精密光学フィルム延伸技術、UV成形技術、薄膜コート技術、 そして立体画像技術と領域を広げながら、一貫して ディスプレイ分野の研究開発に取り組んでいます。 特に立体画像分野ではパイオニア的存在として、液晶用に独自の立体 表示パネルを開発するなど、着実に成果を上げています。 ◆電気絶縁材料、産業用構造材料◆ 当社のマザーテクノロジーである、製織、樹脂含浸技術をベースに FRP成形技術を追求しています。 織物を樹脂含浸して半硬化状態とした「プリプレグ」を積層し、 希望の形にして、熱と圧力を加えることで希望のFRP成形品が得られます。 FRP成形技術の特徴を用い、発電機やモーターなどの電気絶縁材料、 航空機用内装材および一次構造部材から一般産業用構造部材、 また、新たなナノテクノロジー材料への応用と、あらゆる産業の構造材料 として当社の「織る、塗る、形づくる」の3つの技術が生かされています。 |
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創立 | 1909(明治42)年4月8日 |
設立 | 1949(昭和24)年7月1日 |
資本金 | 78億4,787万円(2023年3月末現在) |
従業員数 | 599名(2023年3月末現在) |
売上高 | 連結 427億2,214万円(2023年3月末現在)
単体 257億5,275万円(2023年3月末現在) |
代表者 | 代表取締役社長 有沢 悠太 |
事業所 | ■本社■
有沢製作所本社 〒943-8610 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 TEL 025-524-5121 FAX 025-524-1117 ■工場■ 南本町工場 〒943-8610 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 TEL 025-524-5121 FAX 025-524-1117 中田原工場 〒943-8610 新潟県上越市大字中田原1番地 TEL 025-524-7487 FAX 025-524-5155 中田原西工場 〒943-8610 新潟県上越市大字中田原55番地 TEL 025-524-1723 FAX 025-524-5228 妙高工場 〒949-2216 新潟県妙高市大字東四ツ谷新田137番地 ■営業拠点■ 東京本社 〒111-0052 東京都台東区柳橋2丁目12番5号 TEL 03-3861-1110 FAX 03-3861-2140 関西営業所 〒557-0062 大阪市西成区津守3丁目7番27号 TEL 06-4703-3168 FAX 06-4703-3169 ■技術部門■ 技術開発センター 〒943-8610 新潟県上越市大字中田原1番地 TEL 025-524-1642 (電子材料) TEL 025-524-1081 (電気絶縁・産業用構造材料) TEL 025-524-1167 (光学材料) FAX 025-524-5281 |
沿革 | 1909 有沢富太郎によるバテンレース製造により創業
1919 日本ブレード株式会社に改組 1930 日本ブレード株式会社は、9月米国の関税引き上げに遭い解散 初代所長有沢富太郎個人経営の有沢製作所に改組 1931 電気絶縁テープの製造開始 1934 ファスナーテープの量産開始 1940 軍事工業用細幅織物・電気絶縁テープを重点に生産 1946 電気絶縁テープ製造設備増設 1949 ガラス織物の製造技術開発に着手 株式会社有沢製作所に改組、資本金2000万円で設立 有沢忠一が社長に就任 1950 資本金3000万円に増資 ガラスクロス・合繊クロス製造設備増設 1953 強化プラスチックスキー研究開始 資本金4500万円に増資 1954 シリコーンゴム加工を研究開始し、樹脂加工部門開設 1956 箕輪秀一が社長に就任 1957 オールプラスチックスキー試作発表 1958 シリコーンゴムガラスクロス、ガラスチューブ製造設備増設 1959 東京出張所、大阪出張所、名古屋出張所開設 樹脂加工設備増設、プリプレグ・ワニスクロス量産開始 資本金6000万円に増資 1960 資本金1億円に増資、株式を東京証券業協会店頭に公開 1961 資本金2億円に増資、株式を東京証券取引所市場第2部に上場 1962 資本金3億円に増資 1965 樹脂加工設備増設、化粧板用含浸紙量産開始 1968 中田原に工場開設し樹脂加工設備新設 1969 フィラメントワインディング製造開始 1970 含浸塗工設備新設 資本金4億5千万円に増資 1972 中田原工場で引抜成形品製造開始 1974 有沢商事株式会社を合併し、資本金5億5千万円となる 1975 中田原工場に引抜成形設備増設 耐熱・耐火電線用マイカテープ製造開始 1978 炭素繊維複合材料研究開始 1980 偏光板製造開始 資本金7億1500万円に増資 1983 有沢栄一が社長に就任 1984 航空機内装用ハニカムサンドイッチパネル製造開始 プリント配線板用ガラスクロス製造設備新設 1985 長尺フィラメントワインディング製造設備増設 膜構造建築用超広幅ガラスクロス製造設備新設 スクリーン工場を開設し、フレネルレンズ製造開始 1987 フレキシブルプリント配線板製造設備新設 1988 プリント配線板用ガラスクロス(マルチ用)処理設備新設 1990 プリント配線板用ガラスクロス製造設備増設 1991 含浸塗工設備増設、フレネルレンズ製造設備増設 日本化薬(株)との合弁会社(株)ポラテクノを設立 1994 中田原工場に技術開発センター開設 1995 有沢三治が社長に就任 1996 フレキシブルプリント配線板製造設備増設 1997 資本金26億3305万円に増資 プリント配線板用ガラスクロス製造設備増設 ISO9001認証取得 1998 ディスプレイ用レンズシート製造設備新設、フレネルレンズ製造設備増設 1999 中田原西工場開設、ディスプレイ材料開発センター開設 資本金36億7391万円に増資 フレキシブルプリント配線板製造設備増設、μ-Pol製造設備新設 2000 ガラスクロス事業を分離し、アリサワファイバーグラス(株)を設立 2001 反射防止(AR)プレート製造設備増設 フレキシブルプリント配線板製造設備増設 資本金63億1052万円に増資 2002 株式を東京証券取引所市場第一部に上場 2003 反射防止(AR)プレート製造設備増設 フレキシブルプリント配線板製造設備増設 フレネルレンズ製造設備増設 株式会社ソニー様グリーンパートナー認定(中田原工場) 2004 七ヶ所新田に工場開設しフレネルレンズ製造設備新設 妙高市に妙高工場新設 フレキシブルプリント配線板製造設備増設 フレネルレンズ製造設備増設 2005 株式会社ソニー様グリーンパートナー認定(南本町工場) 2007 ISO14001認証取得 中田原工場に新技術棟(技術開発センターB棟)開設 2008 Xpol製造設備新設 2009 新揚科技(現連結子会社)の株式取得 2010 子会社の有限会社豊和産業を株式会社プロテックインターナショナルホールディング(現・連結子会社)へ社名変更し、同社においてProtec Arisawa Europe, S.A.及びProtecArisawa America, Inc.(両社ともに現・連結子会社)の株式取得 2011 Protec Arisawa Japan Co., Ltd(現・連結子会社)、及びProtec International Holdings(現・連結子会社)を設立 2014 有沢悠太が社長に就任 2015 京都府京都市に関西営業所を新設 2016 フレキシブルプリント配線板製造設備増設 2017 株式会社サトーセンの株式取得 2018 大阪市に関西営業所を新設 |
スローガンに込めた社長の想い | 【昨日より今日、今日より明日】
1909年のバテンレース製造から始まり、「織る」「塗る」「形づくる」を基盤としながら、たくさんの素材技術を結びづけ、これまで事業を継続・発展させる事ができたのは、時代に合わせて自らを変えることが出来たから。 そして、これからも進歩を続けるために必要な原動力は社員です。 他人と比べるのではなく、「昨日の自分と比較して、今の自分はどうなのか、明日の自分はどうありたいのか」を社員自ら見つめて、半歩でもいいから進歩し続けてほしい。 次の50年、100年と存続していくために、社員一同、柔軟に変化し、挑戦し続けていきたい。 |
電子機器向けフレキシブルプリント基板(FPC) | パソコンやスマートフォンなど、最近の電子機器は小型化、軽量化、薄型化を遂げているが、その一役を担っているのが、当社の電子機器向けフレキシブルプリント基板(FPC)です。
当社のFPCは、折り曲げたり、引き回したりする配線もできるので、わずかな隙間にも配置が可能。 スマートフォンでは、アプリを開き、動画撮影やゲーム、電子決算を行えるなど、電子端末の機能はますます複雑化していますが、それを実現しているのがFPCです。FPCを複数枚重ねて多層化し、それぞれにレイヤーに異なる回路を形成することで、より多くの情報が小さな端末でやり取りできるようになっています。 |
航空機の内装用パネル | 新たな柱になる事業として力をいれているのが、航空機の構造体の一つである「ハニカムサンドイッチパネル」。
これは、大型旅客機の燃料節減のため、機体の軽量化として開発されました。 これは1979年のオイルショックで原油価格が暴騰したことにより開発が始まりました。大型旅客機を軽量化することで、輸送にかかる燃油代を抑える必要があったからです。 旅客機の洗面所や厨房を手掛けていたメーカーと提携し、航空機内装用ハニカムサンドイッチパネルに使われるプリプレグ(炭素繊維やガラスクロスに樹脂を含浸させたシート)の開発に着手。開発を始めて1年半後にようやく厳しい材料試験に合格し、1982年に生産を始めました。 今後、航空機の生産数量が増える計画がされており、されなるパネルの需要の拡大に期待しています。 |
水処理パイプで海水を真水に変える技術に一役になっています | ロービングガラス糸に樹脂を含浸させ、芯金に巻きつけて成形するFRP管で、製法名から「FWパイプ」と呼ばれている水処理パイプ。
これは、パイプの中に濾過フィルターを設置し、高い圧力をかけて海水を、濃い塩水と真水に分ける仕組みです。取り出した真水は工業用水や飲み水に使えます。このパイプ部分を当社が製造してます。 開発に至った背景には、半導体業界の急成長がありました。半導体の高品質化とコストダウンを図るためには塵芥の除去・洗浄が欠かせず、その超純水を製造する水処理装置として開発されました。 しかし、今では砂漠地帯の多い中東アジアなどでも海水を真水に変えるためにも活用されています。 今後、世界人口も増え、水に対する需要も高まると予測されます。水処理のビジネスは成長産業になると思っています。 |
関連会社 | アリサワファイバーグラス、有沢樹脂工業、有沢総業、カラーリンク・ジャパン、サト-セン、Thinflex Corporation、Topflex Corporation、プロテックインターナショナルホールディングス、Protec Arisawa Europe, S.A、Protec Arisawa America, Inc. 他5社 |
勤務地 | 新潟県上越市
【新潟・上越エリア】 |
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