これが私の仕事 |
技術だけでなく経営的な考えを 主にトラクタ用草刈り機を設計・開発しています。
デスクでの設計開発だけではなく、自分で鉄板を溶断・溶接して機械を改造したり、試作機を試用頂いた農家までインタビューに伺ったり(モニター調査)等など、頭も体も動かす機会が多いので自在性が磨かれます。
製品の開発でも材料力学の様な技術的知識だけではなく、経営者的な考えを持つ事も大事です。
例えば販売管理、財務管理、労務管理、資金調達、税金対策を念頭に入れ、市場ではどの様な需要があるか、どんな製品がいくらぐらいの価格なら売れるか、コストを抑えるにはどうするか、製造や納品の手間を楽にするにはどうするか、在庫が余ったら何に転換できるか等など物事を多岐にわたって立体的に考えられると、お客様だけではなく社員にも喜ばれる八方良しの製品を開発する事が出来ます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の設計がお客様の幸せに 設計した機械をお客様に使って頂き、喜ばれた事です。
以前、枝葉を剪定する小型機械の試作品を農家の方に数か月試用頂いた事がありました。
当時は小型のトラクタ用剪定機が国内に無かったため、毎年炎天下の中を4人がかりでハサミで剪定されていたそうです。
試作の剪定機で作業して頂くと、機械による省力化や、エアコンの効いたトラクタに乗りながら作業が出来る事で毎年の大変な作業が10倍効率アップし、革命的に楽になったと喜んで頂けました。
また、その時のご要望を全て改善した2次試作機を翌年に試用頂くと、非の打ちようが無いと評価頂きました。
未完成の機械でも完成した製品でも、設計したものがお客様の幸せにつながると大変やりがいを感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
八方良しの製品開発を フロントローダやトラクタ用草刈機等、かつて世に無かったものをゼロから創作する開拓者精神です。
先の小型剪定機も一例ですが、大幅な省力化と効率化を実現でき、かつ世の中に無いものを販売すれば市場を独占しトップに立てます。
しかし良い物はすぐ他社に真似されるので、仮にヒット商品が出ても侮らずに改良・進化し続けて、常に他社の先に立ち八方に喜ばれる製品を世に出せる様でありたいと思います。 |
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これまでのキャリア |
2010年に入社しこれまで数多くの開発を手掛けてきました。
ハンマーナイフモアーZH-3708、乗用ローダJL300など。 フランスにて農業機械展示会視察(SIMA2015)や3DCAD管理者講習受講など自己啓発に努めています。 |