ご覧いただきありがとうございます ^ ^
弊社では年に1度発行する社内報で、
社員から記憶に残る現場エピソードを収集し、社内公開しています。
その中のエピソードをご紹介いたします。
今回は、弊社の「高いサービス力を持った社員の対応」を自慢させてください^^
先日湯灌に伺ったご遺族の方から、
「頭がかゆかったと思うから強めに洗ってあげてほしい」 と
要望がありました。
その時にご遺族同士で、
「熱いお湯が好きだったよね」 と
お話されていたので、急いで湯灌車※に戻り、設定温度をいつもより2度ほど上げ、
湯灌を行いました。
洗髪では長めに2回、しっかりと洗わせていただき、
お湯もわずかですが温かさで湯気が見える状態で施行しました。
同行スタッフが故人さまへお化粧している合間に、
ご遺族の方から
「さっきのお湯、湯気があがってましたよね。あたたかいお湯でやってくださるんですね。」
とお声をかけていただき、
「熱めのお湯がお好きだったと、みなさまのお話が聞こえたので、
いつもより少し高めの温度設定をさせていただきました」 とお答えすると
みなさまにも聞こえていたようでご遺族の方々より拍手と歓声をいただきました。
「身体も髪の毛もきれいに洗ってもらって、本当によかったです!
故人も喜んでいると思います!」 と
涙を流しておはなししてくださいました。
わずかな事ですが、ご遺族のご意向に沿う湯灌ができて
よかったと思いました。
※湯灌車…湯灌のための給排水設備と浴槽が搭載されているハイエース型の専用車両です。
この車で現場に向かいます。
これらの行動は、マニュアルではない社員のホスピタリティ力です。
ちょっとしたご遺族同士の会話にも、満足度に繋がる部分をキャッチして
サービスへ反映させた、弊社としてもすばらしい対応をしたと感じる社員の対応のご紹介でした。