これが私の仕事 |
債権の証券化ノウハウを活用した新商品開発 当社のようなモーゲージバンクは、銀行とは異なり預金という資金調達手段がないため、お客様へ住宅ローンを提供するための資金は、銀行借入や社債発行以外には、債権の証券化という手法を用いて調達を行います。この際に必要となる証券化の仕組みの検討、信託銀行や証券会社との協議、また、証券化を前提とした住宅ローン商品の設計を行うことが私の仕事の一つです。債権の証券化とは、一言で言うと、キャッシュフローを生む金融資産をその保有者の信用リスクから切り離して、投資家に売却することにより資金を調達する仕組みですが、その時代における関係当事者のニーズによってスキームは異なります。今後も当社を取り巻く環境の変化に応じ、より適切な資金調達を実現することにより、新たな住宅ローン商品の開発に取り組んでいきたいと考えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
難題ほど達成感は大きい! 入社2年目に、所属部署の業務以外の部署横断的なプロジェクトとして初めて任された業務改善の仕事が感慨深いです。それは、当社が創業以来、当たり前としてきた業務を大幅に変えるもので、関係部署の多くのメンバーにとっては常識外の内容であり、各業務に多大な影響が及ぶものでした。仕組みの検討に始まり、各部署への説明、影響調査の協力依頼、事務フローや事務帳票、システム変更の調整等、対応することは多岐にわたりました。また、関係部署には通常業務を行いつつ対応していただくということもあり、多大な負荷もかかりました。しかし、1年がかりでみんなが協力してくれた結果、業務改善は計画通り達成でき、当初想定していた以上に当社の業務全体がスムーズに回るようになり、みんなが喜んでくれた笑顔が今も忘れられません。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分の存在意義 私が以前働いていた大手金融機関のような大組織では、どれだけ頑張っても自分が組織に対してどのような影響を与えているのかが良く見えません。また、自分の代わりが他にも存在する可能性も大きくなります。一方で、会社の規模がそこまで大きくなければ自分が組織に対して与える影響が大きくなり、かつ、自分でなければならない仕事も増えます。当社は私の過去の経験や知識を大いに活かせる会社であると同時に、自分が必要とされ影響を与える余地が十分に存在する会社だと感じ、入社を決めました。最近感じていることは、当社では年齢や経験にかかわらず、この会社を良くしていくための前向きな意見であれば、経営陣もどんどん耳を傾けてくれる環境が整っているということです。若い人でも大いに活躍できるフィールドがあります。 |
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これまでのキャリア |
前職:都市銀行→証券子会社・外資系証券会社
当社へ転職(2011年):業務役員(財経) |