株式会社徳洋福祉会

代表が重度知的障がいのある子の親として、『泣き・笑いの月日を一緒に歩み、その節目に“親だからこそ分かる想い”を実現させたい』。私たちの事業の根底には、そんな想いが込められています。展開するサービスは、児童発達支援・放課後等デイサービス（Ange・Ange west）・Ai介護サービス・相談支援事業At home・グループホームAIRI と多岐にわたり、様々な障がいのある方々が自立できるようサポートしています。理念は、『社会とのコミュニケーションが取れ、社会参加ができ、生きていく力・幸せで笑顔の溢れる人生を送ってほしい』という言葉。私たちスタッフ一人ひとり、この理念からブレることなく、本人やそのご家族に寄り添っています。

寄り添う上で大切なのが、発達年齢などの状況に合わせたサービスの実現です。そのため、まずは一人ひとりの発達年齢に合わせた計画を練り、その計画をもとにサポートし、計画に沿ったサポートができているかモニタリングし、必要に応じて計画変更や希望を伺いサポートの方向性を調整しています。活動プログラムは、発達段階、障がいの特性、今の興味、その日の気分など、多角的な視点で考察し認知発達を見極めながら組み立てます。自然との触れ合い、リズム運動、劇遊び、茶道、書道、アウトドアなどでは、コミュニケーションやイマジネーションを育みながら、あらゆることへの挑戦で子どもたちの「やりたい！」を引き出していきます。

定期開催する実践報告会では、「療育が子ども達の成長・発達にどう影響しているのか？」をスーパーバイザーから助言を頂き、日々のケースワーク会議では、子どもの行動の裏にある願いを療育に活かせるよう振り返っています。こうした取り組みにより、質の向上だけでなく、自信がつくのもポイント。自信を持つことで子どもへの接し方も変わります。家庭でも学校でもない第３の居場所として「おかえりー！」と子どもを迎え、遊びを通してみんなで活動することの楽しさを体現できたり、保護者には密に関わることで一緒に子育てをしているという安心感をもって頂き、一人ひとりに合わせた工夫や支援ができるようになっていきます。