| これが私の仕事 |
患者さまの薬物治療と意思決定の支援！
私は主に病棟で患者さまの服薬支援と処方提案や多職種からの薬物治療に関する相談応需を行っています。また薬剤部の中でも病棟で患者さまと接し、多職種と一緒に仕事をする部署に配属になり、いくつかの病棟の異動を経て現在は精神科病棟で働いています。最初は精神科の薬物治療へ薬剤師の関わり方がわからないことが多かったですが、患者さまと接するうちにご自身の病状がどういう状況なのかもわからないまま治療が始まり、薬物治療に抵抗感を示されている患者さまが相応にいらっしゃることを目の当たりにしてきました。様々な患者さまがおられますが、その患者さまにとっての薬物治療の意義を患者さまと一緒に考え、患者さまが主体的に薬物治療に参加できるよう促しながら、多職種と協働し最善の薬物治療となるよう支援をすることが今の私の仕事です。 |
| |
だからこの仕事が好き！
一番うれしかったことにまつわるエピソード |
患者さまが自分の病状と向き合い主体的に治療に参加できたとき！
精神科に入院された患者さまに限りませんが、ご自身の状況もわからないまま治療が開始され、当然ながら治療に抵抗を示され治療が進まない方がおります。また今までの経験から思うことがあっても意見を言わなくなってしまうような方もおられます。そのような患者さまに薬剤師の立場で面談していくと、最初は抵抗が強くても治療についてご自身で考え、積極的に薬物治療についてご意見をくださったりされるようになっていきます。そうして得られた患者さまからの意見や情報を多職種と共有し、薬剤師からの意見も踏まえて薬物治療について検討していきます。うまくいかないことも多いですが、患者さまが治療に積極的に参加されるようになり、無事治療が奏功して退院後生活されていることがわかったときはとてもうれしく思います。 |
| |
| ズバリ！私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
やろうと思えばどこまでも！ジェネラリストもスペシャリストも目指せる！
当院は南房総を広くカバーしている地域の基幹病院で診療科も全35科と幅広い疾患の治療が行える総合病院です。その中にある薬剤部には調剤、医薬品情報、医薬品管理、病棟業務などそれぞれを担う部署があり、入職後からはすべての部署をローテーションして研修を積みスキルを磨いていきます。加えてより専門的な研修が行いたい場合はレジデントの道もあります。薬剤師といっても業務内容は幅広く、私も当院で研修して大学生時代だけではわからなかった様々な学びがありました。入職時から私にも目指す薬剤師像はありましたが、当院でのそういった発見がある中で、自身の目指すべき薬剤師像について改めて考え洗練していくことができるし、薬剤師としての基盤を築いて「自分らしい薬剤師」になれる病院だと思います。 |
| |
| これまでのキャリア |
入職2年目～漢方薬・生薬認定薬剤師
入職5年目～精神科薬物療法認定薬剤師
入職9年目（現在）精神科専門薬剤師、精神薬学会認定薬剤師 |
