丸栄製作所は1956年に富山県新湊市にて丸栄組として創業しました。1968年に丸栄製作所と社名変更。現在は、建設機械部品を主とした板金・溶接製品、そして住設用プレス成型FRP製品を取り扱い、独自に構築した生産システムによる大量生産や、お客さまのご要望を実現するオーダーメイドのカスタム仕様にも対応しています。これからもお客さまの声に耳を傾け、成長し続けるものづくり企業を目指していきます。
土木・建設工事での「掘る」「積み込む」といった作業に使われるパワーショベル。このパワーショベルの大切な部品の一つが「バケット」です。丸栄製作所は、この「バケット」製造で強みを持ち、特に中・大型用バケット製造では高いシェアを有します。当社は大物特殊製品の製造を得意としており、ダイナミックなものづくりに強みを発揮。バケット製造には溶接技術が欠かせませんが、大物の溶接ができる職人が多数在籍しており、特注品や超長尺精密製品の加工にも対応。職人技に加えて、最新の溶接ロボット技術も積極的に取り入れ、ローコストかつハイクオリティなものづくりを実現しています。
当社は、バケット製造で大きなシェアを有する一方、FRP(繊維強化プラスチック)を使った製品づくりも行っています。FRPはプラスチック系の材料ですが、鉄より強く、アルミより軽いという耐久性の高さが魅力の素材。当社ではユニットバスの部材や貯水槽のほか、キッチンや洗面カウンターに使われる人工大理石などを手掛けており、快適な暮らしづくりに貢献しています。建機事業とFRP事業という二つの柱を持つことで、一層安定した事業展開が可能となりました。今後も、二つの事業を進め、さらなる相乗効果を得られるように力を尽くしていきます。
技能職の仕事は、バケット製造工程における、溶接や組み立て、仮付け作業など。職人による手作業から、最新鋭の高速溶接ロボットを使った作業など、さまざまな手法を駆使しています。オーダーメイドで製造する機会も多く、決まったことだけをやり続ける仕事ではありません。そのため、常に自分の頭で考え、判断できることが求められます。また、ものづくりを進める上でさまざまな課題に直面することも多々あります。自分で解決策を考え、調べるほか、先輩社員の力を借りるなど問題解決力があることも大切です。試行錯誤を繰り返しながら、専門性を高め、付加価値のあるものづくりに取り組める方を歓迎します。
事業内容 | 建設機械先端機器製造
FRP(強化プラスチック)大型成形品 |
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設立 | 1956年5月 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 142人 |
売上高 | 22億8,000万円(2021年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 今牧 健治 |
事業所 | ■本社
〒939-0305 富山県射水市鷲塚50 TEL:0766-55-5800 ■新湊工場 〒934-0056 富山県射水市寺塚原484-1 |
沿革 | 1956年 (株)丸栄組として創業[新湊市八幡町]
1957年 (株)日本高周波鋼業の製造・製鉄炉等の補修業として取引開始 1959年 (株)小松製作所の建設機械部品の生産を開始 1963年 射水郡大島町に進出 1972年 新湊工場を新設[新湊市寺塚原] 1980年 (株)立山製作所を設立[新湊市高木] 小松品質管理賞受賞 1996年 (株)丸栄製作所と(株)立山製作所合併 建機事業部とFRP事業部の2事業部制と して生産開始 1997年 本社移転[小杉町鷲塚] 2001年 人造大理石生産開始 2002年 アンローダ式クレーン用バケット生産開始[北陸発電工事と提携] 2003年 コマツとGET事業提携 2009年 インドネシア(ジャカルタ)に大型バケット製造の合弁会社設立(KPA : PT KOMATSU PATRIA ATTACHMENT) 2010年 中国(常州)に中型バケット製造の合弁会社設立(KCAC : KOMATSU CONSTRUCTION ATTACHMENT CHANGZHOU) 2016年 世界最新鋭高速溶接ロボット稼働 2019年 代表取締役に今牧健治就任 |
ホームページ | https://www.marueiss.co.jp/ |
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