これが私の仕事 |
毎日がトライ&エラー、だから楽しい お客様から「こういうものが造りたい」というオーダー(図面)を頂き、それを製造するためにどんな金型が必要か、またその部品をどうやって作るのか、といった製造方法・技術を開発しています。熱した常温で鉄を叩いて製品に加工していく「冷間鍛造」では、最終的な製品になるまでに6~7つもの段間を経て少しずつ形状を成形しています。成形するために必要なパーツから金型や工程を考え、試作品を作り、問題を修正して…と、日々トライ&エラーを繰り返しながらお客様のご要望に応えるための製造技術を開発するのが私たちの仕事です。日々トライ&エラーを繰り返すなかで、「うまくカタチが作れない」とか「お客様の要望にこたえきれない」という苦悩も多いですが、苦労の末に理想通りのモノが作れるようになったときの達成感と満足感は一段と格別です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
難易度の高い開発プロジェクト。プレッシャーと苦労の末に得たもの。 印象に残っている仕事は、開発に携わるなかで1つのプロジェクトを任せてもらえたことです。EV関係の部品を開発プロジェクトで、私はサブリーダーを任されました。部品自体は既にありましたが、これまでは対象物を削って加工する「切削加工」で作っていたものを、「冷間鍛造」で作るということにチャレンジをするためのプロジェクトです。トライ&エラーを繰り返し、3年程の研究開発を続けた結果、ついに完成することができました。工法を変えることで製造コストや時間を削減できるため、非常に重要度も難易度も高いプロジェクトでしたが、そんなプロジェクトの中心として携われたことにとてもやりがいを感じましたし、自分のなかで知識・技術の幅がとても広がり、大きく成長できたと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「自動車」「ものづくり」、最後は「人」 幼い頃から車が好きで、学生時代も「自動車業界で働きたい」「ものづくりがしたい」と思っていました。モノづくりと言っても様々ありますが、私はレゴブロックで遊ぶとか、プラモデルをつくるといったことが好きだったこともあり、手にとれるものを作っていく仕事がしたかったのです。また、地元の茨城県内で働きたいという希望もあり、就職活動は6~7社に絞って応募していました。内定は複数もらっていましたが、大川精螺工業の最終面接で当時の社長(現会長)と話をし、とても親身になって話を聞いてもらえたのが今でも印象に残っています。その暖かい人柄がいいなあ、こういうところで頑張りたいなあと思い、入社を決めました。また、海外にも部品を供給しているという点でも、魅力を感じましたね。 |
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これまでのキャリア |
2007年新卒入社 その後、技術開発部にて商品の開発・設計を担当。 |