これが私の仕事 |
CADを駆使して、鉄道信号や踏切に関する設計を行う。 当社では、信号機や踏切警報灯など
鉄道関連の多様な機器を製造しています。
私の仕事は、お客様からのご要望に沿って
営業からあがってくるこうした機器の
設計オーダーに応えること。
強度や使い勝手はもちろん、
鉄道会社によって細かく規定された
信号機の色や音から電圧など、
多くの条件を考慮しながら
2DCADを駆使して図面を作成します。
設計図面を製造工程にまわした際、
板金誤差で操作に影響が出たり、
塗装時の塗膜が思いのほか厚くて
機器の開閉に齟齬が発生するなど、
PC上の図面と現実の製造場面との
ギャップを想定しきれなかったことも
少なからずありました。
しかし、自分のアイデアや機構構造を
実現できるようになるのは大きなやりがい。
これからも、着実に一歩ずつ
成長していきたいと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
いつもの駅で、自分の担当した製品が動作している。 駅や車庫入口に、
LEDのドットで数字を表示する機器が
設置されているのをご覧になったことは
ないでしょうか?
私は、まだ設計部に配属されたばかりの頃、
この製品の設計を任されたことがあります。
もちろん新規開発ではなく、
既存製品を流用しながらの作業。
表示させる文字に合わせて
筐体をひとまわり大きくすることになり、
その際、筐体の強度が落ちないような
設計を求められました。
しかし当時は知識も経験もなかったため
この課題に苦戦…。ひとりでは無理なので、
板金の協力会社や製造ラインから
たくさんの意見と助言をもらい、
どうにか図面に反映させて
製品化へとこぎつけたんです。
苦労しただけに、通勤時の電車から
その製品が鉄道運行を支えているのを見ると、
今でも感慨深い気持ちになりますよ。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ものづくりも鉄道も大好きだから。 小さなころから
工作や手を動かすことが好きで、
ものづくりというものに
興味津々な子どもでした。
また、鉄道も好きだったので、
就活では鉄道関連の機器を
製造するメーカーに注目。
その流れで当社を知ったんです。
部分的に担当するのではなく、
打ち合わせから関わり、
設計→試作→検証→製品化
と一貫して携わることができるのは
当社ならではの特徴。
また、電気分野など
機械以外の知識を得られることにも
魅力を感じ、迷わず当社を選びました。
今はまだ既存の機器しか
扱っていませんが、ゆくゆくは
自らアイデアを出し、
全方向踏切警報灯のように、
全国で利用されるような
まったく新しい画期的な製品を
生み出せたら最高ですね。 |
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これまでのキャリア |
2013年4月 新卒入社~研修1年間
2014年4月 設計部に配属/現職8年目 |