これが私の仕事 |
ゼロから人工衛星の開発に携わる日を夢見て…。 私が所属している宇宙システム開発部は、人工衛星のコンポーネント開発をメインに行っている部署です。人工衛星に載せる機械の設計・製造・試験を一貫して行っており、部署は全員で約30名。電気・機械などを設計するハード周りのチームとプログラミングをするソフトウェア周りのふたつに分かれていて、結構なんでもやります。回路設計をやる日もあれば電子回路にコンデンサーを取り付けたり、振動や熱を加えて宇宙環境に耐えられるか試験したり、設計通りに電気が通るかなどなど、一週間同じ作業をし続けることはまずありませんね。入社してから今日まで自分が携わった人工衛星が打ち上げられたのは2つほど。でも途中からの参加なので、ゼロから参加というのはまだ一度も経験がありません。早くゼロから携わってみたいです! |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
二度と同じ失敗を繰り返さない! 入社3年目、作業リーダーとして人工衛星の電源部分を任された時の話しです。納品まで1年かからないくらいの案件でしたがスケジュールの見積もりが甘く、作業に必要なものが用意されていないなどトラブルが続いてしまい、多くの先輩に助けていただきながら、なんとか期日に間に合わせることができました。この失敗は苦い思い出として刻み込まれましたね。ところが偶然にも全く同じものを作るチャンスが巡ってきたのです!前回の失敗を活かして準備をした結果、予定通りに遂行することができました。うまくできた時の達成感は大きかったですね。途中スケジュールの修正を余儀なくされたり、効率よく行うために知恵を絞ったりなど、前回同様に試行錯誤はありましたが、上司から「よく頑張ったね!」と褒められて本当に嬉しかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
人工衛星に関する仕事が明確だったので決めました。 宇宙そのものというより人工衛星に対して興味がありました。まだまだ未開の地であり、技術の力で解明していく部分に大きな魅力を感じたのです。ただ学生時代はそのまま職につなげようという強い思いはありませんでした。理工学部電子工学科の私は卒業論文で宇宙でアンテナをどう広げると効力が最大限に発揮されるかについて書きました。就職活動は3社受けて全て宇宙関係の会社。その中でもエイ・イー・エスは人工衛星の設計開発・製造・運用を行っている会社ですので、私の希望する全てが詰まっていたのです。しかもJAXA筑波宇宙センターで働くことができる。しかし同時に進めていた他社は、そのあたりが全て曖昧でした。入社前にグループワークがあったのですが、そこで積極的に周囲に話しかけていたことが好印象につながったかもしれません(笑)。 |
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これまでのキャリア |
2020年4月入社/宇宙システム開発部配属→現在に至る |