株式会社　坂口

私たち坂口は、1920年(大正9年)に創業した老舗の業務用酒類・食品の卸売企業。「潤いのある食文化を演出すること」、「お客様のお役に立つ、選ばれる、魅力ある酒屋になること」をポリシーとし、日々努力を重ねています。単にものを右から左に運ぶのではなく、エンドユーザーの嗜好や流行を先取りした商品の提案を行うことで差別化を図ってきました。また、不動産部門を開設し、お客様の飲食店オープンに向けた総合的なサポートサービスも展開しています。2004年には、日本酒の提案をメインとした「スタンドバー　サカグチ」を開店。今後も、積極的に事業発展に取り組みます。

外食産業から「選ばれる酒屋」を目指していますが、年々、競争が激しくなっていることも事実です。そんな中、私たちが勝ち残っていく方策は、社長や役員を含めた全従業員がスキルアップすること。それに尽きると思います。メーカーに依頼し、繁盛店メニュー提案勉強会やワイン勉強会を実施しているのも、その取り組みへの一環。また、業酒連主催のスキルアップセミナーの受講や基礎知識習得試験の受験なども、積極的に推進すると同時に時期に捉われない人事異動も実施。新しい仕事を覚えてもらうことでスキルが向上し、新しい発想も生まれてくると考えているのです。このような取り組みに、前向きに挑戦してくれる人材に出会いたいです。

「お客様の業態やお店の雰囲気にあったお酒の提案をすることで、信頼関係が築き上げられます。今では『お店のメニューを一緒に考えて欲しい』とお願いされることもしばしば。もともとは他社との取引がメインだったお客様が、『全部任せたい』といっていただけるなど、頑張れば頑張るだけ手応えが返ってくるこの仕事は、面白いのひと言です」（入社4年目：営業部）。「時間をうまく活用し、空いている時間は自分ができることは何かを常に考え、行動しています。遠慮するのではなく、自分から積極的に働きかける。すると仕事も早く覚えられますし、やりがいも生まれます。自立遂行。これが鍵ですね」（入社4年目：総務部）。