これが私の仕事 |
自動判定システム開発で、大幅な解析時間短縮と、今後のマツコネ進化に貢献 マツダ車にはクルマをコミュニケーションツールにする「マツダ コネクト」という純正のカーコネクティビティシステム(カーナビやそれをコントロールする装置など)が搭載されています。こだわりを持って純正で創ることはよいのですが、そこで大事になってくるのが、「どんな環境・使われ方でも正しく動作する」ということです。
私は、マツコネが正しく動作をするのかをチェックする解析を、HILSと呼ばれるテストベンチで行っています。3年前まで一つの解析に1週間程度かかっていたものが、私が開発した自動判定システムで3時間程度で出来るようになりました!
これはマツコネがこれからどんどん進化するために、新しい機能を追加したり、改良するということがよりスピーディに行えるようになったことを意味します。すごくないですか?(笑) |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
HILSならではの不具合発見、さすが! システムの開発に抜擢されたのは入社5年目の時でした。当時「マツコネ」というと決して評価の高いものとは言えず、「マツダ車はいいけど、マツコネがイマイチだから買わない」というご意見もあり、自分が携わっている製品がマツダ車の価値を下げてしまっている事を大変悔しく感じました。
開発段階では、機械への適切な指示、長時間の安定性など壁がいくつもありましたが、完成すれば何千回何十時間と同じ動作を繰り返すなど精神的にも大変つらい作業の解消や、マツコネの発展に寄与できると信じやり続けました。その結果、人も発見できない非常にレアな不具合を発見し、「HILSならではの発見、さすが!」と言われるほどのシステムが完成しました。
そうして品質を向上し、次に世に出るマツコネがお客様にどう評価されるのか、非常に楽しみです! |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
お客様に近い部分のマツダ車の開発ができる! 工学部に所属しモノづくりが好きだった私は、漠然と『エンジニアになりたい』と考えていました。研究室の教授は『エンジニアといっても非常に幅広い。具体的には何か』と言うのですが、漠然としたままでした。
そんな折、大学のOBがリクルーターとして訪問され、マツダE&Tの会社や業務内容について語っていただきました。
OBは操縦安定性という、車の「走る・曲がる・止まる」についてを評価する部署に所属しており、車好きだった私には非常に魅力的に映りました。
その頃私は魅力あふれるマツダ車のデザインや、車に対する考え方に共感しており、ぜひともマツダ車開発をこの手でやりたい!と思ったのです。
マツダE&Tでは実際の部品の設計・解析や、実物・実車を使ったテストなど、お客様に近い部分のマツダ車の開発ができます! |
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これまでのキャリア |
入社→電子実研Gr EMCチーム(3年間)→ボデー装備実研Gr 総合商品性実研Gr(2年間) →電子実研Gr カーコネクティビティ開発チーム(現職・3年目) |