『ビジネスモデル』・・格好良い響きですが、いざ説明するとなると、いろいろな意味で難しい言葉です。リクナビさんもすごいテーマを選びますね。
せめて、当社は何を強みにして利益を得ているか、という側面で、その概要でもお話ししたいのですが、これですら、なかなか大変です。なぜなら、当社の特徴のひとつは、ビジネスモデルが異なる事業体が複数存在することにあり、すべて話すと、ここでは収まらないからです。
そこで、詳しくは、当社のリクナビページ、そして当社Webサイトをご覧いただくことにして、ここでは、各事業体に共通する当社の特徴をご紹介しましょう。それは、次の3つです。(なお、基本はすべてBtoBスタイルです。)
1. 整備由来の工場を持っていること
2. 海外ビジネスに経験をもっていること
3. 自ら設計できる技術力をもっていること
これは、当社の基本的な強みでもあり、各事業体のビジネスモデルの多くが、これをベースに構築されています。
たとえば・・
・輸入機械販売事業では、自社サービス工場のサポート、海外メーカーとの密接な繋がりを強みとしてお客様に訴求できる
・整備事業として、海外の他社製品のサポートだけを、請け負うことができる
・製造事業では、自社製品と輸入製品とのコンビネーションで、商品群を補完できる
・輸出事業では、納入指導やトラブル対応を、自社工場の人員で行える
高度成長が望みにくい日本市場では、この強みを武器に他社との差別化を図っていくことが大切と認識しています。
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さて、これだけではさみしいので、一般論をお話しします。
私たちがビジネスモデルで気をつけなければいけないことが、いくつかあります。たとえば、
・いつの時代でもそのまま通用する不変のビジネスモデルは存在しないこと、
・ビジネスモデルの強みは、(多くの場合)状況次第で、弱みになること、
などです。
これは、盤石と思われた日本電機業界の現在の不振、そしてこの半年の為替レートの変動が日本企業のビジネスモデルにもたらした影響など、多くの実例からも明らかです。
これを考慮すると、皆さんがどこかの会社に入社され、経験を積んで一人前の社会人になったとき、その会社では、入社前のビジネスモデルが通用していない可能性が高い、ということになります。
ですから、皆さんにとっては、現在のビジネスモデルは、会社を選ぶ大切な判断材料ではありますが、不変でないからこそ、過度にこだわるものではないと思います。
ちなみに、多くの会社が、「自律性のある人」を欲しがっているのは、この不確定性が背景にあると思います。
言われたことだけを、決められたことだけを、きちんとこなすことは大切ですが、そのようなタイプの人だけでは、変化する環境に対応しきれないと、それぞれの会社が感じているからでしょう。
業界選択にはこだわりがあっても良いとは思いますが、ビジネスモデルは新たに作り上げるくらいの気概で入社していただくと頼もしいですね。
では、就活がんばってください。できれば、当社の会社見学会でお会いしたいものです。
弊社では内定承諾者数が採用予定数に到達した為、会社見学会については“書類選考合格者”のみに実施させていただいております。
参加を希望される方は、メールまたは郵送にて弊社採用担当宛てに以下の書類をご提出ください。
・履歴書
・成績証明書
・卒業見込証明書
・健康診断書
【提出先】
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不明点は、採用担当に遠慮なくお問い合わせください。