きたそらち農業協同組合

私たちは、北海道中央部の空知管内北部にある深川市、雨竜町、北竜町、幌加内町の4つの地域を区域とする広域農業協同組合です。この地域は、米やそば、小麦などの生産量が多く、北海道屈指の生産量を誇ります。しかし、現代は過疎化が進む地域があり農業人口も減少。そのため、私たちは地域内の農業をサポートし、さらなる農業の発展や安定した農業経営の実現を目指しているのです。また、クリーン農業を推進することで、消費者が安心して食べられる農作物の生産に注力。農業事業者と消費者、どちらにもメリットのある農業を行うために、今後も多様なサポートを実施していきます。

私たちが行う農業へのサポートは、「農業指導」「販売」「購買」の大きく3つの事業から成り立っています。農業指導事業では、農業相談をはじめ、農業の手法や機械に関する情報提供、助成金の交付など、幅広いサービスを提供。販売事業は生産された農畜産物の集荷や販売経路の確保、購買事業では農業に必要な肥料やガソリンなどの販売を行い、農家の安定した経営を支えています。また、信用事業や共済事業も手掛けており、組合員の事業や生活で抱えるお金の悩みにもアプローチ。これからも、さまざまな角度から農業従事者の事業や生活を支え、地域農業の発展に貢献していきます。

空知管内北部は農業が盛んに行われている一方で、地域の過疎化が進み、コミュニティの維持が大きな問題です。そこで、私たちは新しい農業事業者の募集を積極的に行い、農業体験や農業研修などを通じて農業経営の基礎から学べる環境を用意しています。さらに、農作物の品種に応じた栽培講習会を定期的に開催し、新しい農作物の生産にチャレンジする事業者をサポート。同じ農作物を扱う事業者が集まるため、農家同士のつながりができ、新しいコミュニティが形成されています。人口減少による影響を抑え、地域内の農業の活発化につながるよう、さまざまな取り組みを実施していきます。