こんにちは、築地蟹商採用担当です。
下記、昨年度に掲載していた海外研修についての記事ですが、
2025年卒の皆様にもご参考にして頂きたく再掲致します。
今年もカナダのシーズンが始まりましたら、また更新予定です!
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4月入社の新入社員の初期研修が終わるころ、カナダではちょうどズワイガニのシーズンが始まります。
海外志向の強かった新入社員の的場君に研修も兼ねて現地工場へ1か月の長期出張に行ってもらいました。
期待をはるかに上回る頑張りを見せてくれて、新入社員とは思えない程です!
下記、的場君からの現地レポートです。
【やっていること】
・現地漁師が漁獲した蟹を加工して世界中へ出荷します。
・加工が効率よく円滑に進むよう現地をとりまとめます。
・実際に検品やラインの作業に混ざったり、改善してほしい点をワーカーやプロダクションマネージャーに伝えて指示しています。
・日本からの加工指示や変更点を現地の従業員に伝えそれができているかのチェック、現地の様子や状況などを日本に報告しています。
【面白いこと・やりがい】
・自分が改善した方がいいと思ったことを提案すると、日本の上司も現地の従業員も意見を受け入れてくれます。実際に、作業員の配置変更や原料の選別基準の変更を提案したところ採用され、採算性を上げることができました。どんな業務も自分自身でしっかりと考えながら仕事に取り組むことで会社へ貢献できる事を実感でき、やりがいを感じました。
・とても美味しい新鮮な蟹を毎日食べられます。
・毎回大量に(20トン程)運ばれてくる蟹の様子は壮観です。
・蟹商(ひいては日本!)とカナダの架け橋となれるよう、現地ワーカーとのコミュニケーションを心がけていた結果、フランス語を教えてもらったり、カナダ料理を食べさせてくれたり、景色の良いところに連れて行ってくれたりするほど仲良くなれて、カナダの暮らしが体験できました。
【苦労していること】
・工場が稼働する日は早朝から働きますし、1日10km以上歩いて生産ラインを見て回るので、体力も必要になります。
・現地の人も私も第一言語が英語ではないこと。学生時代のアメリカ留学経験と、入社前のフランス語の勉強も活きました。
・現地に来ているのは自分1人ですし、生産しているのは当社の主力商品なので責任やプレッシャーが大きい仕事ですが、日本から上司がサポートしてくれました。
【習得したこと】
蟹の目利き、蟹の加工工程、現地の同業他社工場について、英語・フランス語など、勉強になった事が沢山あります。
現地で日々経験してきた全ての事が自分自身の血肉となり、日本に戻ってからの仕事にも大いに活かせると思います。