一般社団法人近畿建設協会

基本理念は「建設事業の推進を図り、国土開発の発展に寄与します」。インフラ整備は生活の基盤であり経済活動の土台となる重要なものです。その建設や維持・管理は一義的には国をはじめとする行政の責務ですが、企画立案からはじまり測量や調査、設計、用地取得、施工、その後の維持管理などの手順を踏まねばならず、多くの民間企業を含むさまざまな人との協力と連携なしには成立しません。わたしたち一般社団法人近畿建設協会も業務を通じてその一翼を担うと同時に、近畿地方整備局や自治体、企業、個人との間にネットワークを形成。情報共有を行うことで、全関係者間の円滑な連携と協力をサポートするプラットフォーム役を目指しています。

私たちの事業は公益事業と収益事業のふたつに分かれています。公益事業では広報やその支援事業をはじめ、調査研究および研究助成事業、研究会および講演会事業、国土の利用や整備ならびに保全事業、災害防止事業、市町村へのサポートなどを実施。近畿地方における国土の健全な発展を支援するために広く社会に役立つ公益事業を行っています。一方、収益事業では技術調査等業務や管理施設点検業務、公共用地補償関連業務といったものを受託。インフラの整備および維持管理に関するさまざまな事業を展開しています。また、関連する国際交流支援や講習会等の支援なども手掛けており、社会資本を多角的に幅広く支えています。

私たち近畿建設協会は1963年の創立以来、半世紀以上にわたって近畿地方の安心で安全な活力のある発展を目標に前進してきました。近年は日本全国でこれまでになく地震や水害などの災害が多発しており、またその被害規模が甚大なものも少なくない状況です。近畿地方も例外ではなく、こうした現状を踏まえての国土強靭化対策や社会資本の老朽化への対応などが急務なことは言うまでもありません。そしてそれは当然、優れた土木技術者の必要性がますます高まることを意味しています。長年培ってきた技術と経験を駆使して災害に強く、そして快適な地域の未来をつくる。「いのち」と「くらし」を支え、守る仕事に一緒にチャレンジしてみませんか？