株式会社ガンシン

日本は周囲を海に囲まれた島国です。海岸線に沿った道路は非常に多く、海上輸送も非常に発展しています。これらのインフラを整備していく上で「海に関わる土木施工技術」は決して欠かすことはできません。港や橋、周辺道路などの港湾土木。海底地盤の調査や改良。また災害時の修繕工事や液状化対策工事。私たちガンシンは、これら技術業務を事業の核に据える「海を拓くスペシャリスト企業」です。地域でもトップクラスとなる豊富な実績を背景に、国土交通省や地方自治体から発注される海洋関連工事に幅広く対応。また極めて高い施工能力が求められる中国四国防衛局や米軍の仕事も、多数手掛けてきた実績を持っています。

一般的な土木施工と比べて、海洋土木には様々な要素が加わってきます。多様な施工現場の状況把握。潮の満ち引きへの対応。油の流出防止など環境に対する配慮。これらの専門的な技術ノウハウの蓄積こそ、ガンシンの大きな強み。また重量物の吊り上げを行う起重機船をはじめ、10隻以上の船舶を自社で所有するなど、設備面でも地域屈指のラインナップを誇っています。またICT（情報化）施工をはじめとする先進技術にも積極的に取り組み、独自のノウハウを構築中。今後、船舶の自動運転化など大きな技術改革が進んでいく海洋産業にあって、ガンシンはその進化を「牽引する」存在として頼られる、唯一無二の企業への成長を目指しています。

地域に密着して独自性の高い事業を展開してきたガンシンですが、組織としてはまだまだ発展途上。特に人材面では安定した経営環境からか長く勤務する社員が多く、社内のメンバーもベテランが多い状況にあります。そこで現在では、当社が培ってきた専門技術をしっかりと継承し発展させていくため新卒社員の採用・育成にも特に力を入れ、同時に待遇はじめ勤務環境の向上にも大きな力を注いでいます。当社の持つ家庭的なムードはそのままに、外部研修なども活用してしっかり学べる体制を強化。会社の財産でもある社員一人ひとりが、自らの仕事に責任とやりがいを感じつつ、誰も欠けることなく会社と一緒に成長していく。これがガンシンの理想です。