業種 |
出版
商社(総合)/その他商社/広告/教育関連
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本社 |
東京
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トーハンは出版業界の商社です。1949年の創業から出版流通の要として業界をリードしています。
正しい需要予測、効果的なプロモーション、迅速な商品配送等、本が読者に届くまでに必要な出版社と売場を繋ぐ過程を担っています。
物流、商流、情報流通、リテールサポート、4つの機能を駆使して出版社・書店・読者へ向けたサポートやサービスを提供しています。
電子書籍の普及やカフェや雑貨と複合した書店の誕生など、今、本や書店の取り巻く環境は大きく変わりつつあります。その中で私たちは出版流通の要として、業界随一の情報・物流インフラを駆使しながら、新しい事業やサービスを展開し、業界の未来を牽引しています。出版不況と言われて数年、我々が今、挑戦している変革はとても高いハードル。文化の発信地である書店を盛り上げる、それが私たちトーハンの使命です。
私たちは出版マーケット拡大のために『新しい書店のかたち』を創ることを目指し、これまで様々なことに挑戦をしてきました。書店の中に本以外の商材を取り込む複合化事業やトーハンが保持する膨大な情報を活かした情報インフラの活用等、既存の書店の在り方を変えるための事業を強化してきました。これらの取り組みに加えて、これから注力していくことは『新しい読者の獲得』です。他業界の有力企業とコラボレーションすることで、書店に足を運ばない読者が書店に行くきっかけを創っていきたいと考えています。読者の層を拡大することで出版業界全体を盛り上げていきます。
社員の能力を最大限に発揮できるよう、キャリア支援に努めています。年次や階層別の研修はもちろんのこと、公募による国内大学院や海外への派遣研修制度を設け、向上心に満ちた若手社員をバックアップする企業風土があります。また、人材育成の拠点として宿泊型のセミナーハウスを建設し、ソフト・ハードの両面から出版業界を担う人材の育成に取り組んでいます。同時に、多様な働き方ができるようにワークライフマネジメント支援制度を導入し、男女問わず出産・育児、介護、疾病などライフステージに合わせた働き方をサポートしています。このように研修や人事制度を拡充しながら、社員一人ひとりが成長できる環境をご用意しています。
企業理念 | 私たちは、質の高いサービスと情報・流通のネットワークを通して、人々の知的活動を支援し、
ゆたかな社会の創造に貢献します。 |
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事業内容 | 1.書籍、雑誌、教科書、その他の出版物の取次販売、ならびにこれに関する物流業務
2.音楽・映像ソフト、ゲームソフト、玩具、雑貨類、事務用品、教育用品、音楽用品、視聴覚機器、什器備品の取次販売、ならびにこれに関する物流業務 3.SAシステムの開発、販売および各種情報提供業務 --------------------------------------―――――---------------――――――― 出版卸売業(出版商社) ●出版物流通 “本をあらゆる場所に供給する” 出版社から商品を仕入れ、全国の書店・コンビニ・ネット書店・図書館、また海外などあらゆる場所に供給しています。 ●情報流通 “出版業界全体のデータベース” 出版社の商品情報、書店の店頭情報を初めとする出版業界の膨大な情報を集約し、お取引各社様へ提供しています。また発売日情報、売行きランキングなどの情報を読者・各種メディアにも提供しています。 ●コンサルティング “書店と一緒に売り場を創る” 店頭での販売企画や在庫管理など、トーハンの持つ販売データやノウハウを駆使して、様々な角度から店舗運営や経営分析についてご提案しています。 ●商品開発 “本とコラボする商材を発掘する” CD・DVDや文具・雑貨・知育玩具など、本とのコラボレーションで書店の売上アップに繋がる商材を発掘・提供しています。 ●市場開発 “新規出店をサポートする” 各種市場調査や店舗設計の提案を行い、書店の新規出店やリニューアル改装をサポートし、新しい書店のスタイルを築いています。 ●インターネット事業 “本の可能性を切り開いていく” ネット書店(e-hon)の運営や各種ネット書店への商品供給・情報提供を主とするインターネット関連事業を展開しています。 ●図書館事業 “図書館をサポートする” 全国の公共図書館・学校図書館に商品供給と情報提供を行います。また図書館員向けの選書イベントの企画・運営や新刊商品の書誌データ作成、図書館ネットワークシステムの開発・運用なども行います。 ●海外事業 “日本の文化を海外へ発信する” 海外への和書の輸出、洋書の輸入、海外と日本の出版社を繋ぐ著作権仲介エージェント業務を行っています。海外で日本カルチャーを発信するイベントを主催するなど、グローバルなビジネスを展開しています。 |
設立 | 1949年(昭和24年) 9月19日 |
資本金 | 45億円 |
従業員数 | 1,206名(男 807名、女 399名)(2020年3月期) |
売上高・経常利益(単体) | 3,834億8900万円 ▲4億7200万円 (2020年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 近藤 敏貴 |
事業所 | ●本社
東京都新宿区 ●支店・営業所 北海道支店(北海道札幌市) 東北支店(宮城県仙台市) 東京支店(本社内) 関東支店(本社内) 甲信支店(本社内) 静岡支店(静岡県静岡市) 北陸支店(石川県金沢市) 新潟支店(新潟県新潟市) 名古屋支店(愛知県名古屋市) 大阪支店(大阪府大阪市) 京都支店(京都府京都市) 神戸支店(大阪支店内) 広島支店(広島県広島市) 岡山四国支店(香川県高松市) 九州支店(福岡県福岡市) 北九州営業所(福岡県北九州市) 沖縄営業所(沖縄県那覇市) ●物流拠点 トーハン桶川SCMセンター(埼玉県桶川市) 上尾センター(埼玉県上尾市) 東京ロジスティックスセンター(埼玉県加須市) トーハン板橋センター(東京都板橋区) トーハン和光センター(埼玉県和光市) |
主な取引先 | ■出版社・メーカー
講談社、小学館、集英社、光文社、文藝春秋、新潮社、KADOKAWA、主婦の友社など ■書店・コンビニエンスストア 紀伊国屋書店、三省堂書店、文教堂書店、丸善書店、旭屋書店、ジュンク堂書店、くまざわ書店、セブン-イレブンなど |
関連会社 | <書店運営事業>
(株)スーパーブックス (株)明屋書店 (株)ブックファースト (株)株式会社アバンティブックセンター (株)文真堂書店 (株)岩瀬書店 (株)らくだ (株)ティーブックセラーズ <複合事業> (株)トーハン・メディア・ウェイブ (株)トーハン・インターメディア (株)ティー・アンド・ジー (株)ETS (株)デルフォニックス <物流> 東販自動車(株) (株)トーハンロジテックス (株)出版QRセンター (株)ブックライナー (株)きんぶん図書 協和出版販売(株) <情報関連サービス> (株)トーハン・コンピュータ・サービス 東販リーシング(株) <出版関連> (株)メディア・パル 台灣東販 (株)デジタル・パブリッシング・サービス 中国出版トーハン(株) <人材・教育・介護関連事業> (株)トーハン・コンサルティング (株)綜合教育センター |
沿革 | 1949.09 東京出版販売株式会社(現・株式会社トーハン)創立
1968.07 本社を東京都新宿区(現住所)に新築し移転 1984.06 当社と書店間をオンライン化し、出版情報の高度な流通・活用を目指す 東販 TONETS(東販総合オンライン・ネットワーク・システム)稼働 1986.10 世界で初めての電子目録「東販CD-ROMシステム」(出版情報検索システム)を開発 1990.02 初の海外法人として、台湾で出版事業を行う現地法人「台湾東販」を設立 1992.01 CI導入により「東京出版販売株式会社」から「株式会社トーハン」へ社名変更 1996.02 インターネット上にホームページ「本の探検隊」オープン、出版情報の提供開始 04 雑誌返品処理施設「東京ロジスティックスセンター」を全面稼働、 荷受から古紙化までを完全自動化する業界初の一貫システムを構築 2000.08 書籍客注品専門の新会社「株式会社ブックライナー」を設立 11 オンライン書店、全国書店ネットワーク「e-hon」オープン (オンライン書店「e-hon」 ⇒ www.e-hon.ne.jp/ ) 2002.03 雑誌発送拠点を統合し上尾センターを全面稼働させる 2005.11 株式会社ゲオとの共同出資会社「株式会社ティー・アンド・ジー」設立 2007.10 書籍注文品流通の物流拠点「トーハン桶川SCMセンター」全面稼働 2010.06 中国出版集団公司、中国図書進出口(集団)総公司、株式会社中国メディアとの合弁で 「中国出版トーハン株式会社」を設立 2011.01 総合情報SAシステム「TONETS V」スタート 2012.02 電子書籍販売サイト「Digital e-hon」オープン ( 総合電子書籍サイト「Digital e-hon」 ⇒ http://www.de-hon.ne.jp/digital/ ) 09 出版社向けネットワークシステム「TONETS i 」スタート 2013.04 新刊・既刊を問わずユニークな本や隠れた良書を発掘し売り方を提案する 「ほんをうえるプロジェクト」始動 (「ほんをうえるプロジェクト」FaceBook ⇒ https://www.facebook.com/honwoueru ) 2014.02 高齢者住宅・介護事業への参入 09 業界初「特別便による日曜・祝祭日の書店着サービス」開始 2015.04 読者が書店へ足を運ぶきっかけづくりを行う「店頭活性化プロジェクト」始動 2016.02 研修施設「トーハンセミナーハウス」オープン 03 ネット書店「e-hon」首都圏での即日配送サービス開始 |