株式会社スキナ

結婚トレンド調査2022では、挙式披露宴の全国平均費用が303万8000円（平均ゲスト数43.2人）、ゲスト1人あたりの平均費用が約7万円を超えました。この結果から考察すると、ゲストから頂くご祝儀が平均3万円だとすれば、約172万円が新郎新婦負担となります。本当にここまで多額の費用で挙げる必要があるのか？結婚式の意義は「家族を始める場」として、新郎新婦が家族という共同体となり、どんな過酷なことがあても乗り越え幸せになるという意思表明の場だと考えます。派手さや豪華さだけを求めるのではなく、ご祝儀の範囲内で新郎新婦の感謝の気持ちとゲストの祝福の気持ちが交流する場として結婚式をお届けしたいと思います。

結婚式は新郎新婦が家族を始める最初のプロセスだと考えています。その大切なプロセスを予算のことで決して無理せず安心しながら、大切なゲストと世界でひとつしかない結婚式を徹底的にこだわっていただきたい。そのために、ウェディングプランナーは必要とあらばおふたりの生い立ちまでお伺いした上で、結婚式のコンセプトをご提案していきます。もちろん、結婚式のプロデュースは決して負荷の小さな仕事とは言えません。しかし、おふたりがおふたりの意志で家族になっていく結婚式というプロセスに関わり「家族を始める場」をお届けすることが最も誇らしい仕事であり、私たちの仕事の意義となっています。

私たちが最も大切にしている「オープン＆フェア」という考え方があります。これは社歴や立場に関係なくできる限り情報をオープンにすることで、不透明な情報格差をなくし、誰もが会社の主体者となってフェアに意見を戦わせることができる環境を守り続けるという意味です。そういった背景から、社内の人事評価についても上長だけではなく、関わっている人全てが査定に参加する360度評価や、年に2回全社員が集まり会社の方向性を議論する好きなキャンプなどを実施しています。その取り組みからたとえ相手が社長であっても言うべきことは言うという風土が浸透し、誰もが活発な議論を交わせる環境が推奨されています。