業種 |
信用金庫・信用組合・労働金庫
政府系・系統金融機関/都市銀行・信託銀行/その他金融
|
---|---|
本社 |
東京
|
全国信用協同組合連合会(略称:全信組連・ぜんしんくみれん)は、昭和29年の設立以来、「信用組合の系統中央金融機関」、「金融・証券市場における機関投資家」の2つの役割を担い、信用組合とともにわが国の経済社会の発展に貢献しています。
全信組連は、全国の信用組合を会員とした、“信用組合の系統中央金融機関”です。信用組合の中心的な存在として、様々な面から全国の信用組合をサポートしています。具体的には、「1.決済・仲介機能にかかるインフラの整備を通じて、信用組合が行う金融取引の中核を担う」、「2.様々な商品・サービスの提供・制度の構築により、信用組合の金融業務を補完する」、「3.業界独自のセーフティネットの制度運営により、業界の信用力の維持・向上などに努める」などの役割を担っています。このような活動を通じて、信用組合の経営基盤を強化し、ひいては日本の地域経済を活性化することが、全信組連に与えられた使命です。
全信組連には、「1.信用組合に対する経営サポート」、「2.業界インフラの整備・運営」、「3.機関投資家としての資金運用」、の大きく3つの役割があります。 ≪1≫「信組経営サポート企画本部」の組織横断的な運営により、会員信用組合に対し、様々なサポートを実施しています。 ≪2≫共同センターシステムの安全運営に加え、「Fintech」に代表されるITインフラの新たな潮流に対応しつつ、信用組合の多様なニーズを受け止め、業界インフラの開発・運営を進めています。 ≪3≫信用組合へのサポートを円滑に進めるため、また、信用組合への利益還元を行うため、国債や社債をはじめとした多様な金融商品による資金運用を行っています。
全信組連は、約350名という少人数で全国の約150の信用組合のサポートを行うとともに、業界インフラの整備・運営や、約4兆円の資金を金融市場で運用しています。この少数精鋭の組織を維持するためには、職員一人一人が金融のプロフェッショナルとして、信用組合業界に貢献できる人材に成長していくことが必要です。全信組連では、新入職員研修や金融基礎能力研修、女性活躍推進研修など、幅広い研修を実施するとともに、OJTや自己啓発などによる多面的・複合的な「能力開発」により、長期・計画的な職員の育成を行っています。
事業内容 | ▼全国の信用組合からの預金の受入
▼信用組合に対する会員貸付、上場優良企業等に対する会員外貸付 ▼金融・証券市場での運用業務 ▼信用組合業界への支援業務 ▼日本銀行などの業務の代理、資金中継業務、手形交換業務等 |
---|---|
設立 | 1954年(昭和29年)3月29日 |
出資金 | 1,118億円(2021年3月末) |
代表者 | 理事長 内藤 純一 |
職員数 | 313名(2021年3月末) |
総資産 | 11兆6,816億円(2021年3月末) |
店舗数 | 国内8店舗
本部・本店:東京 支店:札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡 |
単体自己資本比率 | 16.50%(2021年3月末) |
子会社 | 信組情報サービス(株)、全国しんくみ保証(株) 以上2社 |