特定非営利活動法人えとせとら

私たちは、設立以来障害福祉支援をメインに活動しており、障害のあるご本人やそのご家族さまが抱える日常の中の困りごとや不安なことを解消するためのサポートをしています。ただ、時代とともにさままざなニーズが生まれ多様化していく中で、今までのように一方的な支援だけでは地域の中でともに生きていくということが難しくなってきています。そこで、私たちは支援が必要な人だけでなく、支援をする人も自分らしい生活ができる「ひとりひとりが活きる社会へ」を理念に掲げています。福祉に関わる全ての人が自分だけの人生をおくれるような社会の実現に向けた活動を、これからもしっかり力を入れて取り組んでいきます。

2006年に設立して以来15年以上もに渡って障害者支援事業に取り組んでおり、今までに多くの人のサポートをして来ました。設立当初は幼児だった方も、今では元気に育ち社会の一員として活躍しています。児童を対象にした福祉サービスは、福祉支援の中でも正解が見えにくく、どんな支援や対応がご本人やご家族さまにとって良い選択なのか答えがありません。そのため、私たちのように多くの人や家庭に関わりながら長年事業を続けていることが大きな強みとなり、その中でさまざまなノウハウを蓄積することが、安心して生活ができる便利なサービスの実現に繋がっています。

私たちの障害者支援事業の1つとして行っているのが、障害のある児童を対象にした放課後デイサービス。専用の施設で行う一般的な放課後デイサービスとは違って、連携している市立の特別支援学校の中で実施しています。そのため、日頃から授業を担当している先生たちと児童一人ひとりのことを話し合う期間があり、細かな情報共有が可能になっています。その結果、児童の個性や特徴に合わせた支援がしやすくなり、より的確なサポートを実現できています。福祉と教育の連携にいち早く取り組み、きちんと実現した新しい児童福祉に力を入れています。