神鋼商事株式会社

韓国・タイ・マレーシア・インドネシアなどアジア各国を飛び回り、一度に億単位の商談をまとめる入社７年目産業機械部海外チームの現場社員。彼の専門は、生産設備機械の海外取引。だが、当社では、新規事業の立ち上げも重要な仕事の一つ。ビジネスチャンスを求め彼は、韓国の街を歩き、インドネシアのBARに出没し、マレーシアの民家で団欒に加わる。新たな場所で、新たな人と出会い、そして人と人との新たに生まれるbusiness(関係)が、新しい事業へと繋がっていく。世の中たった56億人。待ってたって始まらない。そう言って今日も彼はアジアを歩いている。

初配属２日目にトラブル発生。納期遅れの連絡を入れると怒り狂う生産工場の“おやじ”。学生気分の気持ちの甘さを指摘され、納期の重要さ、自分の仕事の責任の重さを痛感。それからというもの自分の仕事に責任をもち、納期を守る為のスケジューリング、生産管理の方との関係性作りなどコツコツと仕事に励んだ。時は経ち１年後、生産工場の“おやじ”は相変わらず厳しいが、“おやじ”の同僚に言われた「最近あなたのこと頑張っていると褒めているわよ」という何気ない一言は、今でも忘れられない。そう語る彼は入社５年目タイ現地法人駐在の社員。仕事を任せてもらえるから味わえる挫折と成功。最高です。

８年間のアメリカ駐在から帰ってきた営業社員。某企業の駐在員だった父親の影響から入社時の希望は、海外に駐在をすること。その希望通り１０年前にアメリカに飛ぶ。駐在中は、取引先の役員と直接話す機会も多く、日本ではありえない環境を体験する。海外に不慣れな取引先の社長や専務が、米国内での移動に、食事に、そして宿泊に彼を頼る。観光案内を依頼されドライブに出かける。この日常を想像してみて下さい。また日本人学校の補習校の教師を頼まれ数学を教えたことも。駐在することは生活すること、仕事の枠に留まらない魅力的で刺激的な出会いは語りきれない。