みなさん「芯地」ってご存知ですか。
スーツやジャケットの肩や胸などの部分に使われる素材です。
見えない部分にありますがファッションの世界では
「芯地の品質が服の良し悪しを決める」と言われるほど非常に重要な資材。
当社はその「芯地」を製造・販売し、世界でも高いシェアを誇っています。
この技術を活かし、最近では【芯地以外】の分野にも事業を拡大。
自動車の内装材を中心に様々な製品に使われています。
カッコいいスーツやおしゃれなジャケットのシルエットを決めるもの。それが「芯地」です。長く着続けていても型崩れしないようにするのも、芯地の大きな役割です。当社は、その芯地の企画から製造・販売までトータルに行い、国内で販売している多くのスーツに当社の芯地が使われています。あなたが就職活動のために購入したスーツにも、きっと当社の芯地が使われていると思いますし、海外の有名ブランドにも数多く採用されているのです。芯地などの衣料用副資材を日本国内で生産・販売体制を維持している企業は少なく、毛芯地の紡織から整理・染色まで一貫して行っている当社は、アパレル企業各社より大変重宝されています。
接着芯地・毛芯地・副資材の分野で長年培ってきた技術を応用して、新しい分野にも事業を拡大中。それが高度な熱可塑性接着技術を活用した産業用資材です。自動車のサンルーフに使われる遮光生地のほか、靴底やカバンの内張、ランジェリー、スポーツウェアなど、様々な分野で使われています。今後も新しい用途にあった新商品を開発し、新しいお客様を開拓していきたいと考えています。さらに芯地の自社一貫生産で磨いてきた開発技術や生産技術・生産設備を活用して、パートナー企業と協働で新しい事業の実現も目指しています。こうした当社のビジネスを「FUSING INNOVATION(ヒュージング・イノベーション:進化する接着技術)」と名付けました。
当社が関わる繊維業界においては「アジア」を抜きにして考えられません。そこで、芯地の原材料の仕入れや製造・販売を、中国や台湾、韓国、タイ、インドネシアなどに広げていきます。また、すでに欧米のファッションブランド企業に当社の商品が認められ、多くの有名ブランドにも使われているので、ヨーロッパやアメリカでの拡販も積極的に推進していきます。現在は海外売上が連結で20%程度ですが、将来的には本社と上海で製造している全商品の40%程度は海外に販売する計画です。国内の販売を維持しながら、日本から海外への輸出、中国での生産・販売と、中国を起点とした海外への輸出を伸ばすことで、その計画を実現していきます。
事業内容 | ●衣料資材事業
(主力の接着芯地をはじめ、毛芯地・副資材の企画・製造・販売) ●産業資材事業 (自動車内装材/遮光素材・熱可塑性接着シートの製造・販売、 ボンディング・ラミネート加工・販売) ●東海サーモの持ち得る、接着技術、紡績・特殊加工、特殊整理加工の 開発技術・生産技術・生産設備を活用した新規開発事業 ◆衣料資材・産業資材という2本柱の経営で、安定した基盤を築いています。 |
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設立 | 1958年10月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 175名(男79名、女59名) |
売上高 | 44億8000万円(令和2年5月実績)
49億8000万円(令和元年5月実績) 48億3000万円(平成30年5月実績) 47億500万円(平成29年5月実績) 47億5000万円(平成28年5月実績) 43億100万円(平成27年5月実績) ※グループ計 50億6000万円(令和2年5月実績) 55億6000万円(令和元年5月実績) 53億4600万円(平成30年5月実績) 54億7000万円(平成29年5月実績) 50億800万円(平成28年5月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 浅野圭一 |
事業所 | ■本社・本社工場/岐阜県大垣市大井4-53
■西大垣工場/岐阜県大垣市久瀬川町7-5-7 ■東京支店/東京都千代田区岩本町3-11-8 ■大阪営業所/大阪市中央区南新町1-4-1 |
関連会社 | ■莎摩服装舗料上海有限公司
■東海サーモ(香港)有限公司 |
主要取引先 | 伊藤忠商事(株)
丸紅(株) 信友(株) 島田商事(株) など |
安定した経営基盤を持っています。 | 高い自己資本比率を始めとして、
盤石な経営基盤を持ち、創業以来、安定した会社です。 |
「芯地」も進化しています。 | メンズ・レディスアパレル業界が求める要望は日々変化します。
お客様のニーズに応えて、新しい芯地の開発を進めています。 例えば、、、 収縮性に富む表地に合わせて、伸び縮みする芯地の開発。 手の上に乗せても重さを感じないほどの薄くて軽い芯地の開発。 あるいは家庭で水洗いできるウォッシャブルスーツに対応した芯地など、 これまでに多くの新商品を生み出してきました。 「ウォッシャブルスーツ」という新しいタイプのスーツが実現でき 世の中に広まったのも、 当社がそれに対応した芯地を開発したからと言ってもいいほど。 日本で販売しているウォッシャブルスーツにおいて、 高い割合で当社の製品が使われています。 現在も、消費者が求めている「安心・安全」や、 「エコ」のニーズに応える新しい商品の開発に取り組んでいます。 当社の芯地が採用されているのは・・・ 洋服の青山(青山商事)、紳士服のコナカ(株式会社コナカ)、 AOKI(株式会社AOKIホールディングス)、 オンワード樫山、三陽商会、ユニクロ、GU、 鎌倉シャツ、学生服各社、 企業制服(大手コンビニチェーン店、大手飲料メーカー等)、 官公庁制服 等々 |
ヨーロッパの有名ブランドも、当社の芯地を採用しています。 | 国内の多くのブランドに当社製品が使われていますが、
国内に限らず、誰もが憧れるような海外の有名ブランドの製品にも 当社の芯地が使われており、ヨーロッパやアメリカ、中国、アジア諸国に 当社の営業も積極的に営業をしています。 当社の芯地が採用されているのは・・・ H&M、ZARA 等々 |
産業用資材が年々伸びています。 | 芯地で培ってきた「接着」技術を活かして、
熱と圧力を掛けることで接着できる熱可塑性接着シートや、 ラミネート加工製品の開発を進めています。 おもに自動車の内装素材を開発・生産し、 サンルーフの遮光材として使用され、ここ数年倍々の勢いで伸びています。 多数の国産車メーカーに採用され、また近年のSUV車人気も追い風となり、 当社の新事業も好調に推移。 この勢いでアパレル業界にとどまらず、 今後は自動車業界でのシェアアップを図ります。 当社製品を採用している自動車メーカーは・・・ 日産、トヨタ、ホンダ、三菱、スズキ、GM 等 これら産業用資材において、現在では全体の売上の1/3を占めるまでに成長しています。 |
開発体制の充実や本社工場の設備投資には、今後も力を入れていきます。 | 今後、海外生産や海外向けの販売を増やしていきますが、
そのベースになっているのは、本社の開発部門であり、 本社工場の生産部門です。 ですから、 今後も開発部門や本社工場の設備投資に力を入れていきます。 |
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