株式会社村上ホールディングス

地元四国に貢献したい、その想いに忠実に事業の柱を増やしてきた当社。四国のインフラ整備に携わるため1951年に創業した村上組は、開通後31年で40兆円を超える経済効果を生んだ瀬戸大橋建設プロジェクトにも参画しました。その後も、全産業廃棄物発生量の約25%を占める建設廃棄物の処理対策として、産業廃棄物を再生可能エネルギーに変換するための事業、エムケーインデクトや、建設業の働き方問題をドローンをはじめとした最新技術によって解決するMs-tecなど、地域と環境への想いを軸に多角的に事業を拡大しています。さらに2019年には、経営が難しくなった地元の中小企業をM＆Aし、事業再生へと導きました。

特殊技術を必要とする現場への対応力や、ドローンやレーザースキャナーなど、最新のテクノロジーを活用した技術力の高さも当社の強み。全国でも数10台しかないマシンも所有しており、TRD工法と呼ばれる特殊な連壁工事（地中連続壁工法）も請け負うことができ、過去には、社員が『まんでがん工法』を開発し、特許の出願申請をしたこともあります。自社で磨き上げた技術と最新のテクノロジーを駆使し、一般的には7日間はかかると言われるプロジェクトを、当社では5日間で仕上げることも。技術と実績にお墨付きをいただいた結果、四国横断自動車道やサンポート高松、アートの島・直島など、四国のランドマークにも深く関わっているのです。

完全週休二日制が世の中で定着しつつありますが、実は建設業で実現できている会社は20％程度しかありません。『労働集約型産業だからと諦めてはいけない、どうしたら実現できるのか本気で考えるべきだ』と、代表の村上は言います。実際に、当社も2020年から完全週休二日制に移行し、なんと年間休日数を20日間以上増やしてしまいました。これは、世界で勝負できる会社＝グローカル企業を本気で目指すという決意表明です。他にも、入社後半年間は毎月面談を実施し、様々な職種を経験しながら自分が本当にやりたい仕事を見つけるためのジョブローテーション制度も導入するなど、四国の誇りになる企業を目指して挑戦を続けています。