業種 |
医療関連・医療機関
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本社 |
京都
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人類の健康を支える大切な最初の一歩。それが私たちの事業です。 マウスやラットといった実験動物の飼育管理全般のほか、新薬の候補物質を投与し、その物質がもたらす作用や副作用などを調べる動物実験を行います。それらの実験をクリアし、新薬開発プロセスの最終段階の許認可を経て初めて、新薬として市場に出すことができます。短くても、10年。私たちが携わるのは、そのうちのたった数ヶ月。しかし、欠かせない数ヶ月です。
バイオサイエンスに関して様々な付加価値の高い技術サービスを提供すること、それがケー・エー・シーの使命です。私たちは製薬会社や大学・研究機関から依頼を受け、クライアントの施設もしくは自社施設で新薬開発のために行われる動物実験関連の総合支援事業を行っています。実験動物関連と一口で言っても業務内容は様々で、実験動物の飼育管理および実験補助、試験受託および各種検査、病理組織標本作製、研究用試薬の輸入販売、iPS細胞作製、資器材の製作販売など多岐に渡ります。これらは新薬開発過程の根底を担う重要な仕事であり、医療の発展に貢献しているという誇りを感じながら仕事をしています。
当社には、『動物が好きだったから』という理由で、入社を決めた社員が多くいます。もちろん好きという気持ちは、この仕事をするうえで大切ですが、ただ単純に『動物が好き』という気持ちだけで務まる仕事でもありません。私たちは、健康な体を持った実験動物に傷を負わせたり、新薬の卵となる被験物質を投与しています。つまり、彼らの命を借りて私たちの健康を守る新薬が開発されているのです。実験動物の死に直面した時、特に新入社員であれば、ひどく落ち込む社員も少なくありません。ですが、動物が好きだからこそ「死を無駄にしない」という気持ちで、責任を持ち、仕事に取り組むことができるのです。
私たちは研究者ではなく、技術者です。実験には高い技術、精密さが求められるため、時間をみつけては機材の扱い方や様々な手技を練習します。そのための技術研修所も完備。自社で技術を習得し、教育できることが強みです。その甲斐あってか、獣医師免許に次ぐ難関と言われている「実験動物一級技術者免許」取得者を多数輩出。実験動物のスペシャリスト集団として業界でも一目置かれています。最近では実験動物としてブタを使用することなど、ケー・エー・シー発信で学会などで提案を行うことも増えてきました。新薬開発のパートナーから、技術の発展をけん引する集団へ。関東にも視野を広げ、成長中です。(写真は動物への感謝の証としての慰霊碑)
事業内容 | 【アニマルサイエンス事業部(AS)】実験動物飼育管理/実験支援(技術者派遣・有料職業紹介事業) /資材販売・消毒業務
【バイオサイエンス事業部(BS)】受託試験・受託飼育 【試薬事業部】研究用試薬提供 40年以上の長い歴史の中で培われた高い技術力をもつ当社。 動物実験の飼育管理においては、関西でトップシェアを占め、 関東エリアでもシェア急拡大中です。 |
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設立 | 1978年11月1日 |
資本金 | 3,562万5,000円 |
従業員数 | 762名(2020年2月11日現在) |
売上高 | 48億8167万円(2019年10月) |
代表者 | 代表取締役社長/北村 典 |
事業所 | 【本社】京都府京都市中京区西ノ京西月光町40
【東京支社】東京都台東区上野1-4-4 藤井ビル3F 【生物科学センター/技術研修所】滋賀県栗東市 【阪神配送センター】兵庫県尼崎市久々知西町2丁目1-20 |
株主構成 | 第一三共(株)
大日本住友製薬(株) 日本クレア(株) 日本新薬(株) 等 |
主な取引先 | 大日本住友製薬(株)、日本クレア(株)、日本新薬(株)、アステラス製薬(株)、武田薬品工業(株)、第一三共(株)、小野薬品工業(株)、日本たばこ産業(株)、科研製薬(株)、参天製薬(株)、塩野義製薬(株)、大塚製薬(株)、田辺三菱製薬(株)、中外製薬(株)、江崎グリコ(株)、日東電工(株)、キッセイ薬品工業(株)、京都大学、大阪大学、東京大学、京大iPS研究所、東北大学、他200社 |
資格取得者数 | 獣医師 18名
実験動物技術指導員 22名 実験動物一級技術者 123名 実験動物二級技術者 382名 (2020年2月11日現在) |
沿革 | 1978年11月 日本クレア株式会社と資本・業務提携し、関西アニマルケアを設立
1983年11月 業務拡大に伴い、本社を摂津市に移転 1985年 5月 関東への進出のため、日本クレア(株)との合併会社である(株)ジェー・エー・シーを設立 1988年 4月 業務の拡大に伴い、特業業務を大阪府茨木市に移転 1989年11月 本社移転(茨木市)旧本社を技術センターに改装 同12月 資本金を3,000万円に増資 1992年11月 本社を京都市中京区に移転、旧本社を大阪営業所とする 1995年 5月 東京都中央区に東京事務所を開設 同 9月 技術センターを滋賀県栗東市に移転し、生物科学センターと改称 1997年10月 大阪営業所を大阪市福島区へ移転 2001年 4月 生物科学センター内に技術研修所を開設 同 5月 東京事務所を東京都台東区へ移転、東京事業所とする 2002年11月 生物科学センター内にバリアーシステム動物棟を建設 2003年 7月 大阪営業所を京都本社に統合 2005年10月 生物科学センターの隣接地に実験棟を新設 2006年10月 子会社として株式会社KACテクノを設立 2008年 1月 大阪事業所を大阪府茨木市に新設 2009年 1月 生物科学センター 第一動物棟改修 2010年 4月 大阪事業所を本社に統合 2011年 2月 東京支社を台東区上野一丁目4-4藤井ビル3階へ移転 2015年 4月 鳥取県米子市とっとりバイオフロンティアに鳥取-セルラボラトリーを開設 2018年 6月 兵庫県尼崎市に阪神配送センターを開設し、鳥取セルラボラトリーを閉鎖 同 7月 DSファーマバイオメディカル株式会社から移管された細胞を中心とする研究用試薬製品販売を開始 |
ホームページ | http://www.kacnet.co.jp/ |
社風について | トップとの距離が近く、やりたいことを直接、すぐに伝えられる社風があります。例えば、「新薬開発において、最先端をいく教授のサポートがしたい」という希望が叶い、とある研究機関に派遣された社員がいます。さらに彼は、派遣先で学んだ知識や技術を本社の社員に共有する勉強会も提案。現在、実現に向け動き出しています。また学会への参加も積極的に行っているので、若手が発表の機会を得ることも多いのが特長です。 |
後輩から目標とされる先輩がたくさんいます! | やりたいと思ったことにチャレンジできる環境が整っているので、先輩たちはスキルアップ・キャリアアップに積極的に取り組んでいます。後輩の育成やフォローにも力を入れており、そんな先輩たちを見て「○○さんのようになりたい」と後輩が憧れる社員も。先輩のいいところを盗みつつ、一つひとつできることを増やし、みんな日々頑張っています。 |
「職場交流支援制度」でのレクリエーション活動も! | 職場間の交流を深める目的で支援金制度があり、社員がレクリエーションを公募により企画・運営・報告まで行う制度があります。楽しい企画が色々と社内報に載りますので、仕事上は関わりのない職場同士でも交流を持つことができます。今までには「夏を満喫しよう!海鮮食事&買い物盛り盛りツアー」と題した海鮮BBQと海の幸の買い物ツアーが実施され、多数の現場からの参加がありました!また「スイーツマラソンin東京」にもこの制度を利用して参加し、なんと社長もメンバーとして参加されました! |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | 今年度の説明会は、感染リスクを考え下記を実施させていただきます。
・少人数制(20名以下)での実施 ・会場入り口で、マスクの着用確認およびアルコール消毒の実施 (マスクが準備できない方には弊社にてマスクを配布させていただきます) ・開催側の弊社社員もマスクを着用の上、運営させていただきます また、説明会当日に風邪の症状が出ている方、発熱されている方はご参加いただけませんのでご了承ください。 なお、説明会への参加には必ず「ご予約」が必要です。 当日の予約なしでの参加はお断りさせていただきますのでご注意ください。 学生様の安全第一を考え開催させていただきます。何卒、ご了承ください。 |